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オウンドメディアのコンテンツに困ったら事例インタビューが効果アリ

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オウンドメディアのコンテンツに困ったら、導入事例などのインタビューが効果アリ

オウンドメディアのコンテンツに、導入事例をはじめとしたインタビュー記事を採用するケースが増えています。取材に手間がかかってしまうのでは?と思われがちですが、オウンドメディアの運営にとって、インタビュー記事は制作面・プロモーションの面において多くのメリットがあります

コンテンツ更新に悩むオウンドメディア担当者の方にこそ、実はインタビュー記事はおすすめ。そこで今回は、オウンドメディアにインタビュー記事を載せるメリットをまとめました。あわせて実際にインタビュー記事を活用しているオウンドメディア事例も紹介します!

オウンドメディアにインタビュー記事を載せるメリット

・オリジナルコンテンツが低コストで作れる

オウンドメディアのコンテンツで最も重視されるのが、オリジナリティ。インタビュー記事なら、他社にはないオリジナルのコンテンツを増やせるメリットがあります。もちろん、取材先が頻繁にインタビューを受けていれば多少他社のコンテンツと近くなる可能性はありますが。

また、1人に対するインタビューであれば、インタビュアー兼ライターが1人いればOK。インタビュー風景の撮影も必要ですが、オウンドメディアだけに掲載するなら専門のカメラマンを用意せずライターが撮影するケースも多いようです。つまりインタビュー記事は、意外と低コストで準備できるというメリットもあります

・ボリュームのあるコンテンツが作れる

最近のオウンドメディアでは、SEOを意識して1コンテンツあたりの文字数をなるべく増やすところも多いですよね。インタビューの場合、1時間行ったインタビューの内容をそのまま文字に起こすと、およそ1万~2万字になると言われています。もちろん不要な部分をカットしたり、読みやすく構成を直したりするため、文字数は変わります。とはいえ、ある程度記事のボリュームを持たせることができるのは大きなメリット。

もし1記事におさまらない場合は、前編・後編にページを分けたり、載せられなかった部分をソーシャルメディアなどで紹介したり、という方法もあります。

・コンテンツを継続しやすい

取材先を確保できれば、定期的にオウンドメディアにコンテンツをアップできるというのもメリット。毎回ゼロから企画を立てる必要がなく、効率的なオウンドメディア運営につながります。取材先とのコーディネートなどの手間はありますが、制作そのものは外部にアウトソースしやすい点も担当者としては助かるポイントかもしれません。

・インタビュー先が拡散してくれる可能性大

インタビュー記事を公開した際には、取材先が先方のオウンドメディアやソーシャルメディアで告知してくれる可能性も。つまり従来のオウンドメディア読者以外のユーザー層にもリーチできるというメリットがあります。(ただし拡散目的でインタビューを実施するのは相手に失礼なので避けたいところ)

・オウンドメディアの信頼性が増す

オウンドメディアのコンテンツは読み手となるユーザーを意識するべきですが、どうしても自社が発信したい情報に偏りがちかもしれません。(特にスタッフブログなど…)でもインタビュー記事では、外部の人の視点でコンテンツを制作することができます。さまざまな立場の方が登場することで、オウンドメディアの「メディア」としての信頼性がアップするというメリットもあります。

インタビューを活用しているオウンドメディア事例

人材サービスを手掛けるみらいワークスでは、著名人との対談コンテンツを拡充

コンサルタントの人材紹介サービスを手掛けるみらいワークス。コンサルタント向けオウンドメディアも運営していますが、自社サイトにて「多様な働き方」というテーマで著名人と代表取締役の岡本氏が対談する記事を増やしています。

みらいワークス「みらいの働き方~先進企業企業インタビュー」 https://mirai-works.co.jp/interview/

リクルートホールディングスやマイクロソフトといった大企業の方へのインタビューのほか、ベンチャー企業や大学教授など。対談相手が幅広いのが特徴です。このコンテンツは自社サービスのプロモーションに直結させるものではなく、あくまで一般的なメディアの対談記事に近いスタイル。

おそらくこのコンテンツの狙いとしては、企業としての理念や方向性を伝えたいということではないでしょうか。(契約コンサルタントに向けたコンテンツ、という見方もできます)また、あえて対談形式にしているのは代表取締役である岡本氏の人物像を知ってもらいたい、という意図もありそうです。

BtoBクラウドサービスを手掛けるヤプリでは、導入事例インタビューが充実

特にBtoBでは、他社の導入事例コンテンツは大きなパワーがありますよね。そこでBtoBのオウンドメディアがよく使うのが、導入事例としてインタビュー記事を設けるパターン。例えば、クラウド型のアプリ開発サービスを手掛けるヤプリ社。アプリ活用に関するオウンドメディアを運営しつつ、導入している企業のインタビュー記事も約30件公開しています。

ヤプリ導入事例一覧 https://yapp.li/voice.html

実際にサービスを利用した人が導入の決め手や使い勝手のよさを紹介しています。ただそれだけではなく、ヤプリの導入事例では「〇%向上」というように数値も多く紹介しているのがポイント。こうしたインタビュー記事のおかげでサービスの信頼性が高いことが伝わります。またインタビュー記事数が多いことによって、導入先との関係が良好であることのアピールにもつながっています。

また、導入事例の一覧ページでは、「ソリューション別」「業界別」と絞り込み機能を設けています。実績数が多いからこそできるワザかもしれません。なお、ヤプリ社ではインタビュー記事をパンフレットにも掲載。うまく他のメディアにも活用しています。

オウンドメディアにインタビュー記事を載せるときの注意点

便利なインタビュー記事ですが、制作にあたって注意したいポイントもあります。

・スタッフと目的を共有した上で事前準備をすべし

インタビューをスムーズに進行して思い通りのコンテンツに仕上げるためには、インタビュアーやライターにあらかじめ記事を載せる目的などの共有が不可欠です。聞いてほしいこと、逆に載せたくないことなども話し合っておきましょう。

またインタビュー前に質問をまとめたり、実施後テープ起こしを行ったりするには、それなりのスキルが求められます。スタッフがインタビューコンテンツの経験があるかどうかは重要なポイント。必ず確認しておきたいところです。

・ 取材先へインタビュー記事公開前にチェックしてもらうべし

インタビューの場合、公開前に取材先にチェックしてもらい、OKをもらっておく必要があります。もし内容に間違いがあると先方に迷惑がかかりますし、本人の意図していない内容になってしまうと信頼関係が崩れる可能性も…

またあらかじめチェックの依頼先(インタビュー本人だけではなく、広報部などを通す場合もあります)、チェックが可能な時期を確認しておくと安心です。

・インタビュー後なるべく早くオウンドメディアに載せるべし

インタビュー記事にはタイムリーな情報が含まれていることも多く、できるだけ鮮度があるうちに公開したいところ。公開時期が大きくずれると、インタビュー内容が実状とマッチしなくなるかもしれません。公開時期がずれたら、直前に再度チェックすることになります。(インタビューした方が異動になったり、退社してしまったりするケースもあります)

まとめ

オウンドメディアにとって利用価値の高いインタビュー記事。特にコンテンツ更新に困っている人にとっては、コストを抑えつつ定期的にアップしていける点は大きなメリットと言えそうです。

実際にオウンドメディアでインタビュー記事を取り入れている事例を見ると、バリエーションがあることがわかります。サービス導入済みの取引先へインタビューするヤプリの事例もあれば、直接取引はないもののテーマに関連する人へインタビューするみらいワークスの事例もあります。オウンドメディアの目的にあわせて、取材先を選ぶ必要があることがわかります。

インタビュー記事の制作には注意したいポイントももちろんありますが、体制が整えばそれほどハードルが高いものではありません!この機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?