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オウンドメディアをSNSで拡散するコツを事例に学ぶ!

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オウンドメディアの記事をSNSで拡散させたい!事例に学ぶ拡散のコツとは

オウンドメディアをしばらく運営していると、SNSで拡散させてアクセス数アップを狙いたくなってきませんか? SNSでコンテンツが拡散されれば、広告費用を抑えつつアクセス数の大幅アップが見込めます!

とはいえ「いろいろやってみたけれど、いまいち拡散しない」「そもそもSNSのフォロワーが少ない」というオウンドメディア担当者の方も多いのではないでしょうか。とはいえ無理やり拡散を狙ってしまうと、今後は炎上するリスクも心配です…。

そこで今回は、オウンドメディアのコンテンツをSNSで拡散するためのコツを、他社の事例も交えながら解説します!

まずはSNSアカウントのフォロワーを増やすことが先!

いきなりオウンドメディアの記事を拡散させたい、と思っても、SNSのフォロワーがほとんどいない状態では難しいのも事実です。まずはフォロワーを増やす取り組みから始めましょう!

そこでSNSのフォロワー増に成功した事例を2つ紹介します。

事例1:シンプルホーム(Instagram)

Instagram上で住まい系コンテンツを展開しているメディアの「シンプルホーム」。このアカウント(https://www.instagram.com/simplehome_official/)では、なんと広告費を全くかけずに1年でフォロワー数10万人を達成しています。(※)

シンプルホームでの取り組みには、大きく2つのポイントがあります。

1. あえてインスタ映えを狙わず、共感されやすい画像やキャプションを意識する

シンプルホームでは自社での投稿とあわせて、一般ユーザーが「#シンプルホーム」というタグをつけて投稿したものをリポスト(再投稿)しています。

Instagramと言えば「インスタ映え」しそうなクオリティが高く、インパクトのある写真を載せがちですよね。ところがもはやきれいな写真をInstagramに載せても、他社との差別化がしづらくなっている状況とのこと。そこでシンプルホームでは一般の方の写真を多く載せることで「共感」を促し、ファン増加につなげているそうです。

2. Instagramのハッシュタグを研究し、投稿に取り入れる

シンプルホームでは、投稿につけるハッシュタグについても様々な研究を行っています。一般的に人気が高い投稿についているハッシュタグが、必ずしも自社にとって効果があるとは限らないというのがポイント。ハッシュタグごとにいいねやコメントが付いた数を集計して、どんなハッシュタグが有効か研究を重ねたそうです。

効果の高いハッシュタグを洗い出すとともに、過去の投稿のハッシュタグを段階的に入れ替えてチューニングも実施。こうした地道な施策がフォロワーの増加につながっています。

※参考:https://gaiax-socialmedialab.jp/post-56806/

事例2:Relux(Facebook)

厳選した宿泊施設の予約サイト「Relux」では、Facebookを活用してファンの獲得に成功した事例。2018年3月時点で、106万人のフォロワーがいます。

彼らが成功したのは2つポイントがあると考えられます。

1.徹底したビジュアル重視の投稿

Reluxの投稿を見ると、宿泊施設のインパクトのある写真(または動画)が全面に出ているという特徴があります。一方文章は1~2行とシンプル。高級ホテル・旅館に限定した予約サイトであるというイメージ戦略が徹底していることがわかります。また、あえて説明を省くことで「もっと詳しく見たい」という気持ちをくすぐる投稿になっています。

2.Facebook広告の活用

ReluxではFacebook広告を利用し、フォロー増加につなげています。ただし宿泊予約数を指標にせず、あくまで質の良いユーザーからフォローしてもらい、Reluxへの会員登録に指標を置いた点がうまく行ったポイントと言えます。

Facebook広告ではセグメント機能を利用して、性別や年代、居住地のほか勤務先などにあわせてチューニングしたそうです。今やFacebook広告の活用事例としてFacebook公式ページでも紹介されるほど注目されています。(※)

知名度がまだ高くないオウンドメディアの場合、まずは露出を増やすためにSNS広告の利用を検討したいところ。ただしどこに指標を置くかが成果を決める大きなポイントと言えます。

※参考:https://www.facebook.com/business/success/relux

オウンドメディアで拡散されやすいコンテンツを作るには?

インパクトのあるコンテンツは拡散されやすいものの、本来のターゲットとずれた人々に拡散しても、あまりメリットはありません。一過性の話題となってしまい、継続したファンが増えないという問題も。知名度を上げたい場合には有効かもしれませんが、本来獲得したいターゲットが明確な場合はあまりインパクト重視にしないほうがよいでしょう。

ではどんなコンテンツが拡散されやすいのでしょうか?代表的なものを3つピックアップしました。

1. ニュースに関連したコンテンツ

タイムリーなニュースに関連したコンテンツをSNSで紹介できれば、拡散につながりやすはず。こういったコンテンツはタイミングが何よりも重要。たとえば過去のコンテンツで最近のニュースに関連するものがあれば、SNSで再度載せるというのも有効です。なお、事件や事故などのニュースは避けたほうが安全です。

2.社外の人とコラボレーションしたコンテンツ

対談やインタビューなど、社外の人をコンテンツに登場させるという方法もあります。登場した方が自身のSNSで紹介してくれれば、従来接点のないユーザーにも拡散される可能性が高くなりますよね。

こうしたコンテンツはどうしても制作コストが通常よりかさみますが、ストックできるコンテンツになれば長期にわたって効果が出るかもしれません。インフルエンサーの方に取材をして、コンテンツの拡散を狙うというのも一つの手です。

3.アンケート調査などデータを提供するコンテンツ

BtoB企業に有効なのが、自社で独自にアンケートや調査を行ってデータをコンテンツに掲載するという手法です。ユニークな結果が出れば、拡散されやすくなります。大きくバズるところまではいきませんが、特定の業界で知名度を上げるという効果が期待できます。

SNSでオウンドメディアの記事拡散を狙うときの注意点

SNSの運用に手が回らない中で、いきなり拡散を狙うのは高リスクです!拡散すればするほど、ユーザーからコメントや問い合わせが入る可能性があります。

ある程度SNSの運用体制を整えておきましょう。もしSNS上でユーザーのレスポンスにすぐ対応できない場合は、SNSアカウントの説明に返信ポリシーなどを明記しておくことをおすすめします。

なお、拡散はいい意味で広がるとは限りません。予期しないかたちでマイナスに拡散してしまうケースもあります。例えば女性のフォロワーが多い状況で、男性目線でコンテンツを拡散させようとすると、かえってマイナスなかたちで拡散するかもしれません。現在のフォロワーの方がどんな人たちか把握しておくと安心です。

SNSごとに、利用者の性別・年齢などの属性は大きく違います。SNSごとの利用者特性を知っておくことも大切です。

また拡散が一気に拡散すると、オウンドメディアのアクセス数が急上昇する場合があります。事前に拡散タイミングを読むのは難しいのですが、利用しているサーバの回線状況などを定期的にチェックし、ある程度余裕を持っておきましょう。

万が一アクセスが集中してサーバがダウンすると、せっかくの機会を損失してしまいます。

SNSは宣伝ツールではなく、コミュニケーションツールと捉える

SNSを活用している企業のひとつ、無印良品ではSNSなどのWebマーケティングでコミュニケーションを重視しています。広告というよりは、共感してもらえるコンテンツによってユーザーからの支持を得ています。(※)

オウンドメディアはそもそも直接売上を上げる目的というよりも、ブランディングやユーザ―との接点を強化する目的がメイン。SNSでも、企業名や商品名を出すよりはコンテンツの内容を出すことを意識しておきましょう。

参考:https://seleck.cc/1103

まとめ

SNSの拡散と言えば、インパクトのあるキャンペーンを実施できる大企業というイメージがあります。とはいえ今回ご紹介したようなベンチャー系企業でも、やり方次第で拡散できることがわかります。

オウンドメディアの記事拡散に成功したReluxやシンプルホームズなどの事例を見ると、なんとなくSNSを運用しているというスタンスではなく、InstagramやFacebookなどのSNSごとの特性を生かし、戦略を持ってSNSを運用しているのがポイントのようです。

コストをかけずに拡散できればもちろんよいのですが、まったくフォロワーがいない状態からスタートする場合は、ある程度SNSの広告も視野に入れたいところと言えます。

SNSによる拡散ができれば、SEOでの集客とはまた違ったユーザー層とつながりが持てるメリットがあります。ご紹介した注意点も踏まえつつ、SNSをうまく活用していきましょう!