CASE - 事例紹介
オウンドメディアのSNS活用事例(Twitter編)
2017.07.21
戦略をもってオウンドメディアを運営すれば、見込客は自然に集まります。
大切なのは、正しいポジションの確立、そして最適なコンテンツの配信です。
TIPS - その他
オウンドメディア運用担当の方は、他の業務と掛け持ちのため一部業務を外部業者へ委託するケースも多いのでは?でも外部とのやりとりにむしろ時間がかかってしまう…という新たな問題に直面することもあるようです。
そこでオウンドメディアコンテンツの制作時に役立つ、無料の運用ツールを5つピックアップしました。5つとも、オウンドメディアの制作現場でよく使われている定番の運用ツールばかり。業務を効率化するために、まずはこの5つの運用ツールをおさえておきましょう!
目次
オウンドメディアの記事に関するライターや編集を外部へ委託している場合、定期的なやりとりが発生します。入稿スケジュールの確認や修正依頼などのやり取りに便利なのがチャットツール。一般的にはChatwork(https://go.chatwork.com/ja/)もしくはSlack(https://slack.com/intl/ja-jp)を使うケースが多いようです。
どちらも無料プランでも基本機能が充実していて、1)誰でも簡単に操作ができる 2)複数のメンバーでチャットができ、案件ごとに別環境を設けることができる 3)スマートフォンアプリがありPC・スマホどちらでもアクセス可能という点はほぼ共通しています。
チャットツールなら、案件ごとにスレッドを分けておけばメールでやり取りするよりも時系列で状況を把握しやすくなります。またメールと違って、メッセージを投稿後修正や削除もできます。オウンドメディア運用時のやりとりが格段に効率アップするはずです!
なおSlackはもともと英語バージョンのみでしたが、2017年11月より日本語バージョンの提供が始まりました。
2)オウンドメディアのライティング管理にはGoogleスプレッドシート
各記事のキーワードを抽出し、タイトルや納期などをまとめた資料をライターや編集と共有したい、というケースも多いはず。こんなときExcelをメールに添付してやり取りしていませんか?これではどれが最新のファイルかわかりにくくなりますし、複数のメンバーでの情報共有には不向きです。
こんなときはGoogleスプレッドシート(https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/)などのクラウドサービスを使ってメンバー間で情報共有するのがおすすめ。
Googleスプレッドシートの場合、シートごとや選択範囲ごとに権限を設定して、他の人が修正できないようにすることも可能です。ライティングマニュアルなどの資料も共有しておけば、アップデート後すぐに共有できます。
実際にオウンドメディア制作の現場では、Googleスプレッドシートでのやりとりは標準になりつつあるようです。
オウンドメディアの集客に必須と言えるSEO。ターゲットとなるキーワードで現在自社のオウンドメディアがどのくらいの順位に表示されるか、定期的にチェックすることも重要なタスクです。また、競合他社のオウンドメディアの順位をチェックしておきたい、というケースもありますよね。こんな時に便利な無料ツールが「SEOチェキ」(http://seocheki.net/)です。
SEOチェキの「検索順位チェック」というタブをクリックし、調査したいサイトのURLと、対象キーワード(3つまでまとめて入れられます)を入力するだけ。GoogleとYahoo!での順位を表示してくれます。(Yahoo!は10位まで。実質Googleだけ調査しても問題はないでしょう)
Googleサイトで通常通り検索しても順位調査はできますが、対象キーワードごとに操作を繰り返すのも面倒ですし、勝手に個人の検索履歴をもとに順位が変動してしまう(パーソナライズド検索)のでプライベートモードにする必要もあり、実は結構面倒です。
もちろんSEO順位調査には他にも便利で高機能なツールはありますが、SEOチェキが優れているのはやはり無料という点。ぜひお気に入りに入れておきましょう。
SEO関連でもうひとつチェックしておきたいツールが、関連キーワードを調査するツール。記事ごとにターゲットとなるキーワードを選ぶためには、候補となるキーワードのリストを作る必要があります。
よく使われるのはGoogleキーワードプランナー(https://adwords.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/)ですが、Googleのリスティング広告Adwordsのアカウントが必要となります。
一方無料で簡単に使えるのが、関連キーワード取得ツール。(http://www.related-keywords.com/)こちらはキーワードを入力すると、関連して検索されそうなワードのリストを自動的に表示してくれます。こうしたツールは他にもありますが、このツールが特に優れているのが、「Yahoo!知恵袋」(QAサイト)の質問も拾ってくれるという点。
以前の記事「オウンドメディア戦略に必須、ユーザー目線でコンテンツを作るコツ」でもお伝えした通り、オウンドメディアのコンテンツで重要なのはユーザー目線。成功しているオウンドメディアの事例の多くも、「ユーザーがどんなことを知りたがっているか?「どんなコンテンツが役に立つか?」を軸にコンテンツを更新しています。
関連キーワードリストとあわせてQAサイトの質問もチェックすれば、よりユーザーの知りたいことの傾向を把握できます。これならターゲットにすべきキーワード選定が効率的になるはず。ツールを使えば短時間で調査できるので、定期的にキーワードを洗い出してみるというのもおすすめです。
オウンドメディアのコンテンツにて、自社サイトや他社のサイトを紹介するときに必要な画面キャプチャー。Webサイトの画面キャプチャーを取る際「必要な部分だけとりたい」「スクロールの長いページを全部キャプチャーしたい」というときに便利なツールが「FireShot」(https://getfireshot.com/)です。
FireShotはChromeやIEなどのブラウザのアドイン機能(追加機能)として提供されている無料ツール。特徴は「表示部分のみ」「選択範囲のみ」「ページ全体」というように、さまざまなキャプチャー方法が選べるという点。特にサイトのキャプチャーをするときに気になるのがバナー広告やテキスト広告。広告を避けてキャプチャーしたいというケースも多いのではないでしょうか?
Fireshotなら選択範囲だけキャプチャーできるので、画像加工ソフトを使わずに広告を除いてキャプチャーを簡単にとることができます。画像ファイルはJPEGのほか、PDFでも画像を保存することができます。
オウンドメディアのコンテンツ用画像を準備する以外にも、例えば報告書や操作マニュアルといった資料をつくるときなど、意外と画面キャプチャーをとる機会は多いもの。普段使うブラウザにぜひいれておくと、重宝します!
FireShotにh有料版もありますが、無料版でも普段使う分には全く問題ありません。なお、無料キャプチャーツールは他にも画面に注釈のつけられる「Awesome screenshot」(http://www.awesomescreenshot.com/)もあります。
オウンドメディアの運用は意外と細かい業務で時間を取られることも多く、効率化できるかどうかで結果にも大きな差が出ます。
できるだけ企画や今後の方向性を考えることに時間を使うためにも、ルーティンな仕事はできるだけ効率化しておきたいところ。5つのツールは無料ですが、どれも定番なので安心して使うことができます。
オウンドメディアの品質保持に必要な、校正やコピペチェックなどのライティングツールについては、別記事「オウンドメディア記事作成・確認に役立つライティングツール10選」で特集しています。こちらは特にライティングにフォーカスして便利ツールをピックアップ。あわせてチェックしてみてください!
■ SNS SHARE