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オウンドメディアのリニューアル検討時に知っておきたい注意点

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オウンドメディアのリニューアル検討時、絶対に知るべき注意点

オウンドメディアをしばらく運営していると、リニューアルしよう!という話がよく出てくるのではないでしょうか?

とはいえ「何となくデザインを変えたいから」という理由でオウンドメディアをリニューアルしても、なかなか思ったような効果が出ないケースがほとんどです。

一方で、自社のオウンドメディアのリニューアルしたいものの、なかなか普段の業務が忙しくて着手できないという悩みを抱える方も多いようです。

そこで今回はオウンドメディアのリニューアルをスムーズに進めるためのコツをまとめました!

オウンドメディアのリニューアルで事前にチェックしておきたい注意点

オウンドメディアのリニューアルは様々な効果が見込めますが、もちろんメリットだけではなくデメリットもあります。事前に気を付けたいポイントを把握しておくことが重要です。

それなりのコストがかかる

もちろん全体的なリニューアルとなると、戦略の立て直しからデザイン、コンテンツの見直しなども含まれるのでそれなりの予算が必要です。

そのためリニューアルには、費用対効果の測定が欠かせません。コストをかけたのに、あまりリニューアル前と主要な指標が変わらない…という事態は、オウンドメディア担当者としては絶対に避けたいところです!

SEO効果が下がる可能性もある

リニューアルによって、SEO効果が下がる可能性があります。特にリニューアル時に確認しておきたいのは「外部サイトからのリンクが切れていないか」「オウンドメディア内で重複ページが増えていないか」の2つ。古いコンテンツをまとめて削除したり、全体的なディレクト構成を変更したりすると、よく起こるケースです。

オウンドメディアのデザインだけリニューアルするのは要注意

オウンドメディアに限らずWebサイトのリニューアルというと、まずはデザインの見直し、というケースが多いかもしれません。もちろん企業の知名度アップ・ブランディング目的で運用しているオウンドメディアではデザインは重要な要素。ターゲットや企業イメージにあわせてデザインを見直すこともありますが、この場合効果測定がしづらいというのが大きな課題です。

こんなときはレイアウトや導線の見直しも行い、離脱率など数値化できる効果を見込む、という方法もあります。

例えば、チーズタルト専門店などのスイーツショップを展開する株式会社BAKEのオウンドメディア「THE BAKE MAGAZINE」の事例。オウンドメディアのリニューアルに関する記事にて、改善点をまとめています。このリニューアルでは、全体デザインの見直しと合わせて、トップページに大きなスライダーを設けたり、左カラムの構成を見直したりという施策も組み合わせています。

また、オウンドメディアではやはりコンテンツが大きなウェイトを占めます。そのためリニューアルにて、新しいカテゴリーのコンテンツをまとめて増やすという戦略も有効。実際にこのプランで成功したのが伊勢丹メンズ館のオウンドメディア「ISETAN MEN’S net」です。この事例ではリニューアルにおいてデザインとともに制作体制を見直し、月間100本程度アップできるように改善。実際にアクセス数などの指標も大幅に上がったそうです。

できるだけリニューアルの前後で指標を比較できるよう、準備しておきましょう!

オウンドメディアのリニューアルにふさわしい指標とは?

ではどんな指標をオウンドメディアのリニューアル時に意識すればよいでしょうか?オウンドメディア本来の目的にもよりますが、以前の記事「社内に成果をアピールできるオウンドメディアの12指標」でご紹介した指標が基本となります。一般的にはアクセス数やコンバージョン数の向上を目指して、リニューアルすることが多いと思います。

ただし、アクセス数やコンバージョン数をアップさせたいなら、全体リニューアルではなく部分的な改善で済むことも。オウンドメディア全体の状況を把握したうえで、いくつかの問題をまとめて解決するために全体リニューアルが必要、という方向で進めるのがスムーズです。

通常の指標だけではなく、リニューアルでは運用コストの削減や社内工数の削減(社内の手間を減らす)という目標もアリです。リニューアル効果で年間コストを削減できれば、その分プロモーションやコンテンツ制作に費用をかけられるようになりますよね。

指標と合わせてこうした改善も盛り込むことができれば、さらにオウンドメディアのリニューアル効果がわかりやすくなります。

忙しすぎてリニューアルしている暇がないときの対策

オウンドメディアの場合定期的に記事をアップしていることもあり、通常の運用をしながらリニューアルプロジェクトも進めるとなると、担当者には大きな負担がかかります。他の業務と兼任している方も多く、「担当者の業務が忙しくてリニューアルが進まない!」というケースもよくあります。

こんなときには、外部の制作会社をうまく活用しましょう。オウンドメディアに限らず、Webサイトのリニューアルというと、リニューアルプロジェクトのみ外部制作会社に入ってもらうというスタイルが一般的。ただ、おすすめしたいのはリニューアルプロジェクトと並行して、通常の運用業務も外部の制作会社にサポートしてもらうという方法です。

これなら、現状の運用面の課題を共有できるメリットがあります。担当者の負荷も軽減され、よりリニューアルが進めやすくなるはず。「SEOや効果測定のために新しいツールを導入したい」というときも、運用状況を外部制作会社に知ってもらえればより的確なアドバイスをもらうことができます

事前にリニューアルと運用との両面から体制を組んでおくことをおすすめします。

オウンドメディアのリニューアル後、ユーザーへの告知が必須

あくまでユーザーにとってのメリットを強調しましょう。単純に「レイアウトを変えました」「見やすくなりました」だけでは、なかなかユーザーにメリットを感じてもらえません。

あまり大きくリニューアルしたことをアナウンスしない方針もあるかもしれません。ただせっかく大幅なリニューアルをしたときは、ユーザーへきちんと告知をすることでアクセス数増にもつながります。

オウンドメディアのリニューアルにあわせて新しいカテゴリーやコンテンツを増やしたとき「新しいコラムがスタートしました」といったアナウンスをメインにする方法もあります。ユーザーがアクセスするきっかけにやりやすいですし、コラム執筆者のファンなど新たなユーザーを呼び込める可能性もあります。

オウンドメディアのリニューアルというと、どちらかというと運営側の課題解決がメインになりがちです。でも「ユーザー目線で改善する」ということも、リニューアルには実は欠かせないポイント。「リニューアルして、このオウンドメディアよくなったよね」とユーザーに感じてもらえるかどうかが重要です。

まとめ

オウンドメディアのリニューアルのポイントは、やはりしっかり準備しておくということ。事前に予算や目的、SEO対策などの注意ポイントを踏まえた上で、リニューアルプロジェクトの戦略を立てていきましょう。また、指標をあらかじめ明確にしておくとリニューアル効果測定がしやすくなり、もし万が一思うような効果がでなくても、次の対策がしやすくなります。

普段オウンドメディアの運用に関わっているメンバーでリニューアルを進めることができれば、確かにコストも抑えられます。ただし通常業務と並行して作業をすることになるので、どうしても予定通りに進まなくなってしまいます。

やはりオウンドメディアのリニューアルにおいては、外部の制作会社(もしくはコンサルティング会社)とアライアンスを組むのがおすすめです。外部の制作会社と組むことでスムーズな進行が可能になるだけではなく、客観的な視点で問題点を指摘してもらえたり、新しいアイデアも生まれやすくなったりするメリットもあります。

積極的に外部メンバーとの協業を検討して、オウンドメディアのリニューアルを成功させましょう!