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オウンドメディアの制作・運用にWordPressが最適な理由

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オウンドメディアの制作・運用を効率化するならWordPressを検討

「うちもWordPressを使ってオウンドメディアを作りたいけど、システム開発になるし社内の調整が必要なんだよね…」という担当者の方もいるかもしれません。効率的でコストをおさえたオウンドメディア運用に必須なCMS。その中でも特にオープンソースCMS「WordPress」は人気が高く、多くのオウンドメディアに採用されています。

ただ、WordPressを使ってオウンドメディアを立ち上げる場合、HTMLだけの制作と違ってWordPress導入はシステム開発にみなされます。企業の場合は経営層への説明だけではなく、システム担当や経理担当にも事前に相談しておく必要があります。

そこで社内への説明がしやすいように、オウンドメディア制作にて代表的なCMS「WordPress」を使うメリットをまとめました。社内の方々へ説明する際に、ぜひご活用ください。

オウンドメディアでWordPressを使うメリット(1)コンテンツ制作費がおさえられる

WordPressの場合、全体のレイアウト・デザインはあらかじめ用意されたテンプレート(WordPressでは「テーマ」と呼ばれます)を使います。

WordPressは利用者が多いため、「テーマ」の種類もたくさんあります。WordPress公式サイトでは、「最新」カテゴリだけでも約4,500テーマが紹介されています。

無料のテーマも多いのですが、有料のテーマでもだいたい1万円前後で購入できます。ゼロからWebデザインを制作する場合よりも、コストをおさえられます


テーマを使うときも、カスタマイズする前提で!

低コストですが、既存のテーマをそのまま企業のオウンドメディアに使うのはあまりおすすめできません!オウンドメディアごとに「この部分のレイアウトは変えたい」というように、要件が出てくるケースがほとんどです。

またオウンドメディアのコンセプト・ターゲットにあわせてデザインを変える必要も出てくるはずです。カスタマイズ費用は初期費用として見込んでおくのがおすすめ


コンテンツを追加制作するときも、WordPressでは管理画面から文章と画像を入れるだけで記事をアップできます。つまり、ページを増やすときにHTML制作を外部へ依頼せずに対応できます。これは業務の面でもコストの面でも、大きなメリットではないでしょうか。

ちなみにオウンドメディアを立ち上げる際にかかる、全体設計やディレクションのコスト。これはHTMLで制作するときも、WordPressで制作するときも発生します。むしろ初期費は開発やカスタマイズが含まれるため、HTML制作よりコストアップすることになります。

どちらかというとWordPressを使うメリットとしては、更新時の制作コストがおさえられるという点を強調して社内に説明しましょう!

オウンドメディアではコンテンツの量産が必要となってきます。そこで、初期費よりも運用後の制作コストのほうが重要となります。(ちなみに制作以外にシステム保守費として別途運用コストは見込んでおきましょう)

オウンドメディアでWordPreesを使うメリット(2)外部ライターとのやり取りが効率化できる

少人数でオウンドメディアを運用する場合、外部ライターに記事を依頼するケースも多いですよね。ライターの方とやりとりをメールでやっていくと、何度か修正のやり取りをしているうちに、「あれ?どれが最終版原稿だっけ?」と混乱してしまった経験はありませんか?

ライターの方にCMSの管理アカウントを渡せればよいのですが、すべての権限を与えてしまうと、セキュリティなどの問題が出てくるケースも。

WordPressでは、管理アカウントにあらかじめライター向け権限をもつ「寄稿者アカウント」があります。投稿だけできる権限設定のため、安心して外部ライターの方にアカウントを発行できます。

もし編集作業も外部の方に依頼する場合は「編集者アカウント」を発行すればOK。このアカウントは記事の公開などはできるものの、サイト全体の設定などは変更できないようになっています。

こうして記事制作フローを整えやすいように、アカウントがあらかじめ用意されているのもWordPressの便利な点。メールなどで原稿のやりとりをしなくとも、コンテンツの確認・修正ができれば大幅な業務効率化につながります。

オウンドメディアでWordPreesを使うメリット(3)プラグインを使ってPVやサイト滞在率のアップ

WordPressが人気を集める理由の一つが、機能の拡張しやすさ。「プラグイン」と呼ばれるアプリのような追加プログラムを増やしていくことで、欲しい機能をプラスしていくことができます。

オウンドメディアの場合、確かにCVRは気になります。とはいえメディアですから、訪問してくれたユーザーにできるだけ長くサイト内に滞在してもらい、多くのページを読んでもらいたいですよね。

対応策として、コンテンツを読み終わるあたりの位置に「関連記事リスト」を載せる方法がよく使われます。WordPressではプラグインを使えば、自動的に関連する記事をピックアップして表示してくれます。

また、アクセス数の多い記事ランキングなどの表示も、プラグインを使えば簡単に設定できます。こうしたプラグインを利用することで、PV・滞在率の向上につながります。この手のプラグインは一旦導入して設定しておけば、あとは基本的に触る必要がありません。運用する手間が省けるとのも大きなポイント。

WordPressは利用者が多いため、プラグインの種類が豊富です。無料のプラグインも多く、コストをあまり意識せずプラグインを追加できる点もメリットです!

オウンドメディアでWordPressを使うメリット(4)リニューアルやデータのバックアップがしやすい

オウンドメディアは、短期間で結果が出にくいという面があります。そのため、長期運用を前提に考えて制作するのが基本。ただ、その間にデザインをリニューアルしたい、レイアウトを全面的に変えたい、モバイル対応をもっと強化したい、などの要望が出てくることも多いのではないでしょうか。

とはいえ、毎年大幅なコストと作業時間がかけてフルリニューアルをするのは非現実的。「オウンドメディアはやたらコストばかりかかっている」と社内でささやかれてしまうかも…

WordPressの場合、メリット(1)でお伝えしたようにサイト全体のデザイン・レイアウトは「テーマ」で設定します。この「テーマ」を変えれば、コンテンツ自体はそのままでもデザインやレイアウトをガラッと変えることが可能です。(実際にはコンテンツも多少調整が必要ですが)

またWordPressでは投稿した記事などのデータを、すべてデータベースで管理しています。そのため、定期的にデータベースのバックアップをしておくこともできます。万が一トラブルが起こった場合でも、データを復旧しやすいメリットがあります。

WordPress導入後も、将来は他のCMSへ切り替えたくなるかもしれません。こんなときもデータベースをエクスポートして他のCMSへの取り込みが可能です。

CMSの中には、こうしたエクスポート・インポートする機能がないものもあります。データの引っ越し機能がないと、コンテンツを新たに1件ずつ登録しなければなりません。何百という記事を、手動で何日もかけて再登録するなんて…想像しただけで涙が出ます。

まとめ

オウンドメディアは今、コンテンツの量・質が求められる時代。以前ご紹介したオウンドメディア成功事例を見ても、どのサイトもコンテンツのボリュームを意識していました。中には「平日は毎日1本記事をアップする」という運用をしているオウンドメディアも。

少人数でオウンドメディアを運用する場合、1ページずつHTML制作して更新するかたちではとてもページの量産はできません。CMSは必須と考えるべきだと思います!

なおWordPressを使う場合、初期費用が想定以上にふくらむケースが多くあります。こんなときは例えば3年間運用した場合で試算をしてみるのがおすすめです。WordPressを使ったほうが、トータルの制作コストはおさえられるケースもあります。

HTML制作とWordPress制作のパターンでそれぞれ試算コストを比較すると、はっきり違いが見えてきます。こうした数字を提示するのも、社内を説得するときに有効ではないでしょうか?

業務の効率化という面でも、1記事の制作にかかる時間を算出してみましょう。WordPressで制作した場合どれくらい時間の短縮ができるかシミュレーションしてみると、違いが社内に伝わりやすくなります。