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オウンドメディアがコンテンツSEOに取り組むメリットとは?

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オウンドメディアがコンテンツSEOに取り組むメリットとは?

「コンテンツSEO」というワードを最近よく聞く、という方も多いのでは?オウンドメディアにとって、コンテンツSEOは集客力アップのために今注目を集めているもののひとつ。コンテンツSEOのメリットをうまく活用しているオウンドメディア事例も出てきています。

とはいえ、コンテンツSEOが一般的なSEOとどう違うのかよくわからない…という方も多いかもしれません。そこで今回はコンテンツSEOの基礎知識をおさらいするとともに、コンテンツSEOのメリットや実際に取り組んでいるオウンドメディア事例をご紹介します!

コンテンツSEOでは、関連キーワードのSEO相乗効果を狙う

コンテンツSEOも、その名前の通りSEO内部対策のひとつ。コンテンツを通じてSEO対策を行うというのが基本的な考え方です。

オウンドメディアを運用している方なら、すでにSEOを考えながらコンテンツを作っていることがほとんどですよね。これ自体も当然ながらコンテンツSEOです。ただしコンテンツSEOというワードは、よりSEOの戦略を立てて関連するキーワードを組み合わせることを指します

例えば、ニキビケア化粧品を扱うガシーレンカージャパン社のオウンドメディア「ニキペディア」。ここでは「ニキビ」というキーワードをメインに、関連するキーワードをなるべく拾うため多くのコンテンツを設けています。

例)

  • 大人ニキビ 「意外と知らない?!大人ニキビの原因と適切なケア方法」
  • ニキビ 薬  「ニキビの症状ごとに最も効果が高いニキビの薬5つ」
  • ニキビ 食べ物 「ニキビに“効く食べ物”と“原因となる食べ物”をまとめました」
  • ニキビ跡 「自宅でできるニキビ跡をキレイにする3つの裏技」
  • おでこ ニキビ 「大量発生する「おでこニキビ」の原因と治し方」

こうして複合キーワードのコンテンツを増やしていくのが、コンテンツSEOの基本。コンテンツSEOには、2つのメリットがあります。

(1) スモールワードでのロングテール効果が期待できる

スモールワード対象のコンテンツを継続して増やしていけば、少しずつですがじわじわとSEO効果をアップできます。ちなみにスモールワードをできるだけ網羅するためにも、コンテンツの量が重要となってきます。

(2) オウンドメディア全体の評価が上がり、ビッグワードのSEOにつながる

関連性の高いスモールワードのコンテンツが多くなれば、オウンドメディア全体で検索エンジンの評価がアップします。そのため最終的にビッグワードでのSEO効果も期待できる点もメリット。先ほど紹介した「ニキペディア」もニキビというビッグワード(検索結果は約30,000,000件)で上位表示を実現しています。

もちろん「ニキペディア」では関連キーワードを網羅する戦略だけではなく、SEOにとって重要な「ユーザーに有益である」ことを意識したコンテンツ作りも徹底しています。

コンテンツSEOを導入したオウンドメディア事例

「ニキペディア」以外にも最近コンテンツSEOを導入して集客力アップに成功しているオウンドメディアが増えています。そこで事例を2つピックアップしました。

女性をターゲットにしたコンテンツSEO事例「常陽銀行」

茨城県を中心に展開する金融機関「常陽銀行」では、女性向けローン商品の認知度向上を目指して、2014年から「J-Palette」という名称で女性向けオウンドメディアを展開しています。(実際には常陽銀行サイト内にコンテンツは配置されています)

「J-Palette」では、結婚や出産など女性のライフステージ別のコラムを設け、コンテンツSEOを導入。その結果大幅なアクセス数増加につながったそうです。金融商品の場合は契約までに時間がかかり、Web上で契約が完結しないという特性があります。

こうした金融商材の特性にあわせてオウンドメディアのコンテンツSEOを活用。見込みユーザーの獲得・認知度向上につなげている事例ではないでしょうか。

参考ページ:「常陽銀行様事例」(Faber Company)

アプリ紹介サイト「AppVip」のコンテンツSEOでは、複数のターゲットを想定

Web広告を扱うフルスピード社では、自社が運営するオウンドメディア「AppVip」でコンテンツSEOを実践しています。このオウンドメディアは、Androidアプリを動画で紹介するというのがテーマ。そのためまずはアプリ名称などのキーワードを対象にコンテンツSEOに取り組みました。

「AppVip」のポイントは、アプリを探しているユーザーだけではなく、アプリ開発者やiPhoneからAndroidに端末を買い替えたユーザーなどもターゲットに想定したという点。

ターゲットを増やすことで、関連キーワードを増やすことに成功。多くのキーワードをできるだけ網羅し、かつユーザーに役立つコンテンツ作り意識したそうです。こうしたコンテンツSEOに取り組んだ結果、当初はそれほどアクセス増にならなかなったものの8か月後にはPVが急増!月間で約3万PVを達成しました。

参考ページ:「【コンテンツSEO事例】月間15,000PVを稼ぐコンテンツの作り方」(フルスピードSEOブログ)

運用中のオウンドメディアで、コンテンツSEOを強化する方法

実際に運用中のオウンドメディアでコンテンツSEOを強化したい!という方のために、一般的なコンテンツSEOの手順をおおまかにまとめました。

1.まずはオウンドメディアのSEO効果測定

Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを使い、コンテンツごとに効果測定。SEO効果が出ているか・出ていないかをまずは把握しましょう!

チェックしておきたい効果測定

  • PV/UU
  • 検索エンジンからの流入数
  • 直帰率
    (コンテンツの内容を改善すべきかどうかを計るときに役立ちます)
  • 検索結果の順位

※あくまでこの時点では、コンテンツSEOとしての効果測定にとどめくことをおすすめします。

2. 状況整理

効果測定のデータをもとに、コンテンツごとに対象となるキーワード、ユーザーの検索意図、コンテンツの方向性、などを整理しましょう。(一覧表にまとめると整理しやすいのでおすすめです)この時点で、既存コンテンツで改善すべきことを整理しておきましょう。

3. 追加キーワード選定

Googleキーワードプランナーなどのツールを使って、現状のオウンドメディアに不足しているキーワードを洗い出しましょう。状況整理でまとめたリストにないキーワードは、追加すべきコンテンツになります。

キーワード選定ポイント

  • オウンドメディア全体のテーマにマッチしているか
  • 検索しそうなユーザーは、オウンドメディアのターゲット・目的にマッチするか
  • 検索ボリュームがある程度あるか
    (検索される件数が少なければ効果が見込めないため)

4. 既存コンテンツの改善+追加コンテンツ制作

ここまででやるべきことがまとまったら、あとはコンテンツ制作・修正作業に入ります。

コンテンツSEOのポイント

  • サイトの目的に合わせて、関連キーワードをできるだけ網羅する
  • コンテンツ量をある程度多くする
  • 継続してコンテンツを更新していく

なお、オウンドメディア「AppVip」の事例にあったように、コンテンツSEOの効果が出るまでには数か月かかることが一般的です。そのため改善後は、定期的に結果を確認していく作業も必要です。

まとめ

オウンドメディアにとって、コンテンツSEOが成功するかどうかは大きなポイント。キーワード選定も重要ですが、やはりコンテンツSEOをうまく実践するためにはオウンドメディア全体のテーマやターゲットをあらためて確認する必要があります。全体感がブレていないかどうか、現状を整理していく中で再確認していきましょう。

コンテンツSEOを意識していくと、オウンドメディアはもっと成長できるはずです!通常のSEO内部対策・外部対策と合わせて、コンテンツSEOに取り組んでみてはいかがでしょうか?

オウンドメディアのSEOについては以下の記事でも解説しています。

・「オウンドメディアSEO調査にかかる手間が激減!無料ツール4選

・「オウンドメディアのSEO内部対策、結果が出ないときの解決策

・「オウンドメディアのSEO対策、中小企業が成功するための4か条