まとめ

オウンドメディアに必要なGoogleアナリティクスタグ設置まとめ

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オウンドメディアに必要なGoogleアナリティクスタグ設置まとめ

オウンドメディアを立ち上げる際「自分でGoogleアナリティクスのタグを設置したい!」という担当者の方も多いはず。とはいえ自力でチャレンジしてみると、本当にこの設定で足りているか心配…ということはありませんか?

オウンドメディアにGoogleアナリティクスのタグを設置するとき、実はいくつかやっておきたい設定があります

もちろん基本のタグ設置だけでも、PVやUUといった基本的な数字は把握できます。ただ追加設定をして他の数字も取れると、社内へ報告できる指標が増えるメリットがあります。(※)

※以前の記事「社内に成果をアピールできるオウンドメディアの12指標」もあわせてご参照ください!

Googleアナリティクスでは、後からタグを設置したり設定を変えたりしても変更前の数字は取れません。そのためできれば最初にチェックして、必要な設定をしておくのがオススメ。

そこで今回は、オウンドメディアを立ち上げるときのGoogleアナリティクスタグ設置&設定について、基本編と応用編にわけてまとめました。オウンドメディア担当者として、これだけは知っておくべきとうポイントご紹介します!

基本編(1)Googleアナリティクスのタグ設置手順

基本的なGoogleアナリティクスタグの設置手順をまとめました。ぜひオウンドメディア担当者ご自身でチャレンジしてみてください。

  1. まずはGoogleアナリティクスのアカウントを発行し、ログイン
  2.  Googleアナリティクスの管理画面からタグを発行
    Googleアナリティクスの画面からオウンドメディア用のタグを発行します。詳細はGoogleアナリティクスヘルプの「プロパティを設定する」にて操作方法が紹介されています。
  3. オウンドメディアの各ページにタグを設置

オウンドメディアの場合、WordPressを使って構築するケースも多いですよね。そこでタグの設置方法については、通常の静的HTMLでコーディングする場合と、WordPressを使う場合の2パターンを紹介します。

静的HTMLでのGoogleアナリティクス タグ設置方法

測定したいページ(通常は全ページ)の<head></head>の直前に発行したタグを設置します。(まずは1ページにタグを設置して検証してから、全ページに対応しましょう)

WordPressでのGoogleアナリティクス タグ設置方法

直接テーマのソースにタグを設置することもできますが、テーマによっては管理画面からGoogleアナリティクスのタグを設置できるようになっているものもあります

例えば無料のWordPressテーマ「Xeory」では、管理画面の「初期設定」メニューにある「Google ツールの設定」からGoogleアナリティクスのタグを設置できます。

基本編(2)テスト環境や関係者などのアクセスを除外しておく

正確なアクセス数を取得するためには、関係者のアクセスや別途構築しているテスト環境でのアクセスを除外しておく必要があります。

テスト環境でのアクセスを除外する

テスト環境と本番環境のドメインが違う場合、本番環境のドメインのみ測定するという設定をしておきます。

設定例:
Googleアナリティクス画面の「管理」メニューから「フィルタ>フィルタの追加」を選択。

「フィルタの種類」にて「右のみを含む」「ホスト名へのトラフィック」「等しい」を選択しホスト名に本番環境のドメインを入力します。

関係者からのアクセスを除外する

社内や開発会社など関係者からのアクセスを除外するための設定もしておきましょう。ただしこの設定をしてしまうと、きちんと測定できているかチェックするには社外からのアクセスのみになります。

設定例:
Googleアナリティクス画面の「管理」メニューから「フィルタ>フィルタの追加」を選択。

「フィルタの種類」にて「除外」「IPアドレスからのトラフィック」「等しい」を選択し、ホスト名に社内(または関係者)のIPアドレスを入力します。

応用編:オウンドメディアで設定しておきたいGoogleアナリティクスタグ

基本編とあわせて、知っておくとオウンドメディアのアクセス解析に役立つポイントをまとめました。

1ページごとにどのボタンが多くクリックされたかわかる!「拡張リンクアトリビューション設定」

例えば運用中のオウンドメディアのレイアウト改善を考えるとき、「トップページの中で、どのボタンが多くクリックされているか調べたい」ということもあるのでは?こんなときはChromeブラウザの拡張機能「Page Analytics by Google」を利用すれば、1ページの中でどこが多くクリックされたかわかる「ページ解析」ができるようになります。

ただしページ解析には一つ問題があります。ひとつのページ内に同じリンク先が複数ある場合(例えばヘッダとフッタに同じリンクがあるとき)どちらがより多くクリックされたか区別できないという点。

この問題を解決できるのが「拡張リンクアトリビューション」という設定。「拡張リンクアトリビューション」を使えば、1ページ内に同じリンクが複数あっても区別してクリック数をカウントできます。

参考ページ:「拡張リンクのアトリビューション」(Googleアナリティクス ガイド)

外部リンクのクリック数を見るためのイベントタグ設置

オウンドメディアから、どのくらい外部サイトへユーザーが遷移しているかも気になりますよね。ただしGoogleアナリティクスの場合、基本的にタグを設置したページのアクセスしか測定できません。そのため外部サイトにどのくらい遷移したかどうか、デフォルトではわかりません。

この問題を解決できるのが、イベントタグを設置する方法です。イベントタグを使えば外部サイトのほかタグを設置できないPDFなどのファイルへのアクセス数も、カウントできるようになります。ホワイトペーパーなどを設けているオウンドメディアでは、ぜひ設定しておきたいところです。

参考ページ:「イベント トラッキング」(Googleアナリティクス ガイド)

具体的には、外部サイトやPDFファイルなどのリンク部分にGoogleアナリティクスのタグを設置します。なお、WordPressを使ったオウンドメディアなら「Google Analytics Events」プラグインを利用すると、簡単にイベントタグを設置できます

複数サイトをまとめて解析したいときのタグ設定

複数のオウンドメディアを運営しているときや、同じブランドでオウンドメディアとECサイトを立ち上げているとき、フォーム画面のみ別ドメインになっているなど「複数のドメインをまとめてアクセス解析したい」というニーズは意外と結構よくあります。

複数ドメインをまとめて分析するには、Googleアナリティクスの「クロスドメイントラッキング」を利用する方法があります。ただし設定はやや複雑ですし、かつ各ページに設置するタグを自分で修正する必要もあります。テスト環境などでしっかり動作検証をしたうえで、実装しましょう。

参考ページ:「クロスドメイン トラッキングを設定する」(Googleアナリティクス ヘルプ)

コンバージョン数を把握するための設定

オウンドメディアに資料請求・お問合せなどのフォームを設けている場合は、フォームへのコンバージョンを解析するための設定をしておきましょう

オウンドメディアなどWeb上で購入しないタイプのサイトは、フォームの完了ページへのアクセスをもってコンバージョンとみなすのが一般的。

まず準備としてフォームの入力ページや完了ページなど、画面遷移する各ページにGoogleアナリティクスのタグを設置。それからGoogleアナリティクスの「目標」を設定しましょう。

参考ページ:「目標を作成、編集、共有する」(Googleアナリティクス ヘルプ)

まとめ

無料で使えて、さまざまなアクセス解析ができるGoogleアナリティクス。タグを設置するだけで使える基本機能も優秀です。ただしはじめから設置するタグにひと手間加えておいてさまざまな数字を見られるようにしておくと、その後の運用は間違いなくもっと効率的になるはず。オウンドメディアの改善がしやすくなるメリットがあります。

今回は、まずオウンドメディアの解析向けに「拡張リンクアトリビューション」「イベントタグ設置」「クロスドメイントラッキング設定」「目標(コンバージョン)設定」という追加設定しておきたいポイントをご紹介しました。ぜひ、チャレンジしてみてください!

ただし気を付けたいのが、Googleアナリティクスは画面や機能の変更が多いという点。新たな機能が増えることもあれば、今まであった機能が消えていたり名称や操作方法がいつの間にか変わっていたりということも。Googleアナリティクスの動向も、オウンドメディア担当者としてウォッチしておくとより安心です!