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オウンドメディアのSEO内部対策、結果が出ないときの解決策

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オウンドメディアのSEO内部対策

オウンドメディアを立ち上げたもののSEOの効果がなかなか出ない…というときは、担当者としては焦りますよね。時間をかけて経過を見ていくことも必要ですが、集客のメインであるSEOがうまくいかない場合は早急に対策したいところです。

SEOの中でも内部対策は自社のオウンドメディア内で対応できるため、すぐに改善に取り組めるというメリットがあります。そこで今回はSEO内部対策について、効果が出ていないときに再度チェックしたいポイントをご紹介します!

オウンドメディア向けSEO内部対策の基本

 Googleなどの検索結果の上位に表示するための施策SEOにて、サイト内部で対応するのが内部対策です。

(例)

  • 検索エンジンがクロールしやすいHTML構造にする
  • 記事のテーマが検索エンジンへ適切に伝わるよう、ページにキーワードを載せる
  • 検索エンジンにクロールしてもらいたいページの一覧など、サイト情報を伝える

オウンドメディアでは、コンテンツを量産するためにCMSを導入するケースがほとんどではないでしょうか?CMSでは制作会社がSEOを意識してコーディングするのが基本。パンくずリストやmetaタグなども、あらかじめテンプレートで設定しておくことが多いと思います。

つまりCMSを導入しておけば、オウンドメディアの運用中にHTML構造の細かい調整をする必要はありません

むしろ気をつけたいのは、ライターがコンテンツを更新していく際に内部対策を意識できているかどうか。オウンドメディアでは、社員などライティング専業ではない方が記事を執筆することも多いですよね。コンテンツ自体が優れていても、内部対策が十分できていないケースも。担当者がチェックする必要があります。

あわせて内部対策では、Googleクローラーへの対策も担当者のタスク。せっかくオウンドメディアで記事をたくさん公開しても、Googleにクロールしてもらえなければ検索結果に表示されません。

オウンドメディア担当者が内部対策で確認すべき「コンテンツの改善」と「クローラー対応」の2つについて、詳しく解説していきます。

オウンドメディアで確認したいSEO内部対策(1)コンテンツの見直し

SEO内部対策の中でも、記事のタイトルや本文などのコンテンツを見直しすることが一番着手しやすいと思います。おさえておきたいポイントを紹介します。

記事ごとにキーワードを設定できているか再確認

オウンドメディアのSEOでは1記事=1キーワードが基本。まずは記事ごとにメインとなるキーワードが設定されているかどうか再度チェックしておきたいところです。

オウンドメディア立ち上げ時はしっかり設定できていても、運用していく中で担当者が気付かないうちに1記事=1キーワードの法則が崩れてしまうこともありがちです。

順位チェックなどSEOの効果測定をするときにも、1記事=1キーワードにしておいた方がスムーズです。

タイトルや見出しにキーワードが含まれているか再確認

CMSを使っていれば、記事のタイトルは基本的にトップページや記事一覧ページでリンクテキストにもなります。タイトルタグ(<title></title>)にも記事タイトルが含まれるケースがほとんど。Googleもタイトルを重視していますので、タイトルに対象キーワードが含まれているか再度確認しましょう

あわせて記事本文にもキーワードをなるべく自然なかたちで含めておきたいところです。特に見出しはGoogleも比較的重視すると言われています。

意外と見落としがちなのが、画像の代替えテキスト(ALTタグ)。本来は画像が読み込めないときに表示されるテキストですが、ALTもタイトルや見出しと同様に自然な形でキーワードを盛り込んでおいた方が安心です。WordPressの場合は画像の設定時に「代替テキスト」という項目へ入力しましょう。

オウンドメディア内ページのリンクテキストを再確認

オウンドメディアでは記事本文などから、同じオウンドメディア内の記事ページへリンクを貼る機会も多いですよね。サイト内リンクを張るテキストにもできるだけターゲットとなるキーワードを入れておきましょう。「詳細はこちら」というリンクよりも、タイトルテキストにリンクを貼ったほうが効果が見込めます。

記事全体のボリュームを再確認

Googleでは1ページのボリューム(文字数)を見てコンテンツが充実しているかどうか判断する傾向があると言われています。無駄に長い文章はNGですが、あまりに少ないときは1記事あたりの文字数を調整しましょう。1ページ2000文字以上にするなど、ある程度の基準を設けておく方法もあります。

定期的にコンテンツを見直し、できれば情報の追加を

一旦公開した記事は定期的に内容の見直しを図りたいところです。Googleでは特にニュース関連の記事に対しては、情報が新しいかどうかについてもチェックしていると言われています。ただし内容を変えずに更新日だけ変えても意味がありません!新しい情報を追記できるかどうかチェックしましょう。

オウンドメディアで確認したいSEO内部対策(2)Googleクローラーへの対応

 オウンドメディア担当者としては、Google Search Console(旧Google Webマスターツール)の使い方はマスターしてGoogleクローラーへの対応もできるようにしておきましょう。Search Consoleのポイントをいくつかご紹介します。

※Googleクローラーとは…Googleが検索結果に表示するために世界中のサイトの情報を収集する自動プログラムのこと

Sitemap.xmlを送信して更新情報をGoogleへ伝える

Googleクローラーにオウンドメディアの各ページの情報を効率的に伝えるために、Sitemap.xmlというファイルを設けておく方法があります。Sitemap.xmlファイルをサーバにアップしてSearch Consoleにて保存場所を指定しておけば、Googleクローラーがチェックしてくれます

Sitemap.xmlを置けば検索順位が上がるわけではありませんが、オウンドメディアでは記事を量産してどんどん新しい記事をアップしていくことが多いですよね。Sitemap.xmlを通じて新しい記事のURLをGoogleに効率よく連絡できるというメリットがあります

ただし記事をアップするたびにSitemap.xmlファイルを手動で更新するのは面倒です。WordPressなどのCMSを導入していれば、自動化できるプラグインもありますので活用しましょう。

Googleクロールエラーを確認

Search Consoleは、Googleクローラーにてエラー扱いとなったページを確認することができます。エラーが多くても評価が下がるということは基本的にありませんが、リンクが切れているページやリダイレクトが間違っているページは、Googleクローラーに認識されないので対処しておきたいところ。クロールエラーはできれば定期的にチェックしておくと安心です。

クロール不要なページをrobots.txtで指定

Sitemap.xmlと同様、クローラー向けの情報を載せるファイルがrobots.txtです。robots.txtでは、クロール対象や対象外のコンテンツを指定できます。例えば削除済みのページや会員限定で認証が必要なディレクトリなどをクロール対象外に指定しておくと、Googleクローラーは巡回しなくなります。robots.txtを更新した後は、Search ConsoleからGoogleへ通知しておきましょう。

robots.txtについても、設定しておけば検索結果の順位がアップするというわけではありません。ただし、robots.txtで重複する古いコンテンツをクロール対象外にしておくなどの対処ができます。

まとめ

SEO内部対策はオウンドメディア内の施策なので、担当者自身でも改善できるところは多くあります。ただ、やりだすときりがないという問題も…。HTML構造などの見直しは制作会社へ任せて、オウンドメディア担当者は「コンテンツ」と「Googleクローラー対応」という2つのポイントに絞るのがおすすめです。

オウンドメディアの場合、すぐにページが増えていきサイトの規模が大きくなります。できるだけSEO効果をこまめにチェックして、問題があれば早めに対応できるようにしておきましょう!

そのためにもオウンドメディアの運用時には「SEO効果測定ツールの導入」「コンサルティング会社の委託」など効果測定できる体制を組んでおくことがポイントです。

オウンドメディアのSEO対策については以下の記事でも解説しています。

「オウンドメディアのSEO対策、中小企業が成功するための4か条」
「オウンドメディアのSEO外部対策、担当者が知るべきポイント」