CASE - 事例紹介
オウンドメディアのSNS活用事例(Twitter編)
2017.07.21
戦略をもってオウンドメディアを運営すれば、見込客は自然に集まります。
大切なのは、正しいポジションの確立、そして最適なコンテンツの配信です。
SEO - SEO対策
2016年に国内企業へ行われた調査によると、日本のコンテンツマーケティングの目的として1位になったのがSEO(63%)でした。(※)オウンドメディアを立ち上げる目的がSEO対策という中小企業も多いようです。SEO対策の効果が高まれば、大きく知名度アップにつながる可能性も高いです!
とはいえ、残念ながらオウンドメディアならではの特殊なSEOテクニックというものはありません…。ユーザーに役立つコンテンツを制作した上で、基本的なSEO対策をおさえつつオウンドメディアの特性を生かした対策もプラスしていくことをおすすめします。
そこで今回はオウンドメディア担当者がSEO対策を考える上でチェックしておきたい内部対策・外部対策などのポイントをご紹介します。
※詳しくは別記事「2017年国内オウンドメディア最新トレンド、これだけは知るべき」をご覧ください。
目次
一般的なサイトでSEO対策を考えるとき、まずサイト全体でのメインキーワードを設定することが多いのではないでしょうか?情報サイトとしてのオウンドメディアでも、基本は同じです。ただしオウンドメディアの場合、サイト全体のメインキーワードを意識しつつ「1記事=1キーワード」が基本となります。
なぜオウンドメディアでは、記事ごとにキーワードを設定したほうがよいのでしょうか?
まず記事を書くライターの立場で考えると、キーワードを意識して執筆したほうが、記事のテーマがブレにくくなります。また、検索するユーザーが求めているコンテンツになりやすいですよね。つまりGoogleのいう「質の高い」コンテンツになりやすい、というメリットがあります。
運営者の立場としては、記事の量産がしやすいメリットがあります。例えば月間に20記事掲載する場合、サイト全体のメインキーワードだけでは20記事の内容を検討しづらくなります。ネタ切れになったり、過去の記事とテーマが似てしまったりすることも。先にキーワードを20個選定しておけば、バリエーションのある記事を増やしていくことができます。
1記事=1キーワードとして記事の量産ができれば、メインキーワード以外の関連キーワードを網羅できるようになります。中小企業が見込み客を集めるためには直接的なキーワードだけではなく、関連のありそうなキーワードをなるべく拾ってSEO対策を行う必要があります。
メインキーワードに対して、関連するキーワードをリストアップするツールもあります。有名なのはGoogleAdwordsの「キーワードプランナー」。(無料ですがAdwordsのアカウントを持っている方に限られます)もしキーワード選びで苦労するときは、ツールも検討してみてください。
SEOの内部対策についても、下記のような基本はおさえておきたいところです。
たくさんの記事を更新していく中で、記事ごとに細かくSEOの内部対策ができているかチェックするのは大変です。ガイドラインを設けることも有効ですが、やはりCMSを導入するのが効率的です。タイトルタグやパンくずリスト、METAタグなどの設定を自動化できます。
CMS導入によって他にもヘッダーやフッターなどのメンテナンスも簡単にできたり、Googleなどの検索エンジンにサイト情報を伝えるためのファイル(sitemap.xml)も自動で更新できたり…というようにCMS導入は多くのメリットがあります。
SEO外部対策として、他のサイトからのリンクもできるだけ増やしたいところです。とはいえ有料リンクプログラムの購入はGoogleのガイドラインに抵触するためNGです!そこでオウンドメディアができる外部対策の例を2つご紹介します。
コーポレートサイトをはじめ自社でほかに運営しているWebサイトから、できるだけリンクを張っておくのをお忘れなく。同じサーバにある場合は効果が出にくい可能性もありますが、コストをかけずにできる外部対策です。ただし不自然に多くリンクを張ったり、全く関連しない内容のページからリンクを張ったりすると、かえってスパムに見なされるため要注意。
自社サイトからリンクを張るときは、リンクテキストをコントロールできるメリットもあります。オウンドメディアが狙うキーワードを、自然なかたちでリンクテキストに盛り込みましょう。
情報サイトとして運営するオウンドメディアでは、自社の情報に限らずさまざまなテーマでコンテンツを掲載していきます。他社の事例を紹介したり、個人の方へインタビューをしたりするケースも出てくるのではないでしょうか。
こんなときは記事で取り上げた方へ連絡し、ブログやコーポレートサイトからリンクを張ってもらいましょう。すぐに効果が出るわけではありませんが、コストはかかりませんのでやっておきたい対策のひとつです。
オウンドメディアに限ったことではありませんが、SEO対策をする上でGoogle対策としてアルゴリズムの動向をチェックしておくことは必須ですよね。
特にオウンドメディアでチェックしておきたいのが、Googleのモバイル対応に関する動向です。Googleでは公式ブログで2016年11月に「将来的に Google のアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用する」と発表。スマートフォン対策は、もはや欠かせません!
これからオウンドメディアを立ち上げる場合は、CMSを導入してレスポンシブ対応のテーマを使えばOK。基本的にモバイル対応はできているはずです。なおリリース前にはPCだけではなくスマートフォンやタブレットでも動作検証するよう、制作会社と相談しておきましょう。
すでにオウンドメディアを立ち上げて時間がたっている場合は、あらためてモバイル対応できているかチェックしておくと安心です。「Googleモバイルフレンドリーテスト」を利用して確認する方法もあります。
モバイル対応のほかにも、ここ最近では「ページ表示の高速化」「常時SSL」など、オウンドメディアにも影響しそうな動きもいくつかあります。できるだけGoogleに関する情報はチェックしておきましょう。あわせて順位が変わっていないか、定期的に効果測定できる体制を整えておきたいところです。
SEO対策のためにオウンドメディアを運用していくとき、やはりユーザーに役立つ有益なコンテンツを設けることが最優先。とはいえ基本的なSEO対策として「内部対策」「外部対策」をしておかないと競合他社のサイトが検索結果の上位に出てしまうこともあります。基本はおさえておきましょう。
構築時にCMSなどを利用してSEO対策がしやすい環境を整えておくと、あとあとラクになります。そのうえで記事を更新していくときに「1記事=1キーワード」を意識したライティングや、外部からのリンクを自然に増やす工夫もプラスしていきましょう。
SEO対策だけではなく効果が出ているかどうか、定期的にチェックしていくことも必要です。中小企業にてもしキーワード選定や効果測定に困ったら、ツールを利用したり外部コンサルティング会社に依頼したりという方法も検討しましょう!
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