まとめ

オウンドメディアは短期間で成果は出せるのか?

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何かを始める際には、できれば短期的に成果を出したいと願うものですがオウンドメディアで短期的に成果を出すことはできるのでしょうか?ここでは、オウンドメディアと成果が出るまでの期間を中心にお話しします。

オウンドメディアで成果がでる時期は?

オウンドメディアの制作を検討しだしてから、成果が出るまでにはどのくらいの期間が掛かるのでしょうか。マーケティングを考える中で、成果が出るまでの期間は気になるところだと思います。

オウンドメディアは短期的成果には向かない

結論から申し上げますと、オウンドメディアで短期的な成果を出すことは難しいです。なぜならば見込み顧客と出会い、ニーズを満たし、ファンになってもらう所までをストーリーとして描くもので、オウンドメディアは長期的にやっていくものだからです。ユーザーと出会い、そこから成果に繋がるまでユーザーを育てていくことを考えると短期的な成果を求める施策には向きません。

短期的に成果を出したければ顕在客をターゲットに広告などのペイドメディアを実施するのが良いでしょう。オウンドメディアの運用で気を付けてほしいことは、すぐに成果が出ないからといって運用を中止してしまうことです。運用開始後すぐは集客もなかなかうまくいかずに焦ることもあるでしょうが、良質なコンテンツを継続して作成すれば成果は出てきます。すぐに判断してしまい、誤った判断とならないよう気を付けましょう。

オウンドメディアの成果獲得に時間が掛かる理由

成果が出るには時間が掛かるという理由は2つあります 。それは「準備」と「制作」にあります。

  • オウンドメディアを立ち上げる「準備」に時間が掛かる
    オウンドメディアを立ち上げる際にいきなりコンテンツを作成するということはありません。なぜオウンドメディアを作ろうと考えたのか、成果として何を求めるのかなどのコンセプトを明確に定める必要があります。そして、ターゲットを決め、ペルソナ設定を行い、そのユーザーとどのように出会い、どうやってファンになってもらうかのカスタマージャーニーを設計し、その情報をもとにコンテンツの制作へと移りましょう。
  • オウンドメディアを立ち上げた後のコンテンツ「制作」に時間が掛かる
    オウンドメディアを成功させるにはコンテンツの質と量が重要です。どんなにうまくマーケティングしても良質なコンテンツがある程度ないと、ユーザーは訪れてくれません。そのコンテンツの制作に時間が掛かります。量を用意するには当然時間が掛かりますし、コンテンツの質を高めるためには、様々な企画を用意したり、細かくディレクションしたりなどの時間が掛かってしまいます。ある程度の費用があれば、量の問題は解決できるかもしれませんが、質の高いコンテンツを作成するには、時間を掛けて企画を練ったり、校閲する必要があります。

オウンドメディアでの成果とは?

そもそも、オウンドメディアでの成果とは何でしょうか。成果が定まっていないと、KPIや編集方針など運用の方向性がずれてしまいます。オウンドメディアの成果はこれ、と決まっているのではありません。成果はサイトの目的に応じて考えましょう。資料請求数を増やしたいのであれば、「資料請求」が成果となりますし、「認知を広げたい」のであれば、PVやUU、SNSでの拡散状況などが成果となります。運用しているオウンドメディアの成果をきちんと理解し、その成果を達成するために運用をしていると意識することで、より良いコンテンツ制作が可能となります。

オウンドメディアは資産になる

オウンドメディアの制作は、オウンドメディア自体が資産になるというメリットがあるということも押さえておきましょう。オウンドメディアは短期的には効果は出しづらいですが、短期的に成果の出るペイドメディアと異なる点は、広告は掛け捨てなのに対し、オウンドメディアで制作したコンテンツは資産となります。準備や公開後、成果が出るまでには時間が掛かってしまいますが、将来性を考えるとコンテンツという資産が積りに積もっていくのですから、非常に有効だと考えることもできます。こうして継続的に積み上げられた資産は安定的な集客を生み出します。理想の集客は1媒体に依存せずに、様々な媒体から集客を得ることです。その内の1つとして、オウンドメディアを確保しておける ことは事業の安定にも繋がります。

目標設定も運用も長期的視点をもって行う必要がある

オウンドメディアは長期的に成果を判断するメディアです。成果を判断する際は、そのことを頭に入れておいてください。それは運用の際も同じです。

Googleからの評価には時間が掛かる

サイトを公開してすぐに大量の集客ができるかというと、そうではありません。サイトを公開して運用を続けていく中でGoogleからの評価が上がり、狙ったキーワードでの上位表示が達成できるようになります。目安としては2〜3ヶ月ほどといわれていますが、キーワードやサイトの規模などにもよるので、一概にはいえません。コンテンツが少なければメディア自体のパワーも弱いので初めから、Googleに高評価をもらうことは難しいです。少しでも評価してもらうのを早めるために、「Googleへのサイトマップの送信」はオススメです。

集客の目標設定もこのことを理解した上で行ってください。サイト公開後すぐに大きな目標を立て、集客ができないからといってオウンドメディアは失敗したという判断をしないようにしてください。

ユーザーとの信頼関係構築には時間が掛かる

オウンドメディアの役割は様々ですが、見込み顧客から自社のファンに育てていくカスタマージャーニーを設計段階で考えていると思います。ただし、それを実現するためには時間が掛かります。いきなりファンになってくれるユーザーは少ないですし、信頼関係とは時間をかけてコンタクトを重ね、構築するものだからです。信頼関係が出来上がり、ファンとなってもらえばユーザーがインフルエンサーとなって、情報を拡散してくれることもあります。信頼関係の構築には時間が掛かるものですが、焦らずゆっくりと構築していくといった長期的視点が必要です。運用をしていく際はこのことを意識しておいてください。

ただ長期的視点を持つ際に注意が必要なことは、オウンドメディアは短期的に成果が出るものではないからといって、いつか成果が出ると楽観視してしまうことです。これを防ぐためにもきちんと目標設定を行い、その目標に対して日々きちんと運用ができているかのチェックは怠らないようにしましょう。
また、今達成できているからといって緩めていいわけでもありません。今やっていることが、積りに積もって半年後や一年後に数値として現れるからです。今月は目標達成したから記事のアップ数を減らそうなどはあまり考えない方が良いです。うまくいっている時は最低でも現状維持で運用を行いましょう。

最後に

オウンドメディアに短期的な成果を求めるのは難しいです。結果として短期的に成功した事例も存在しますが、基本的にはオウンドメディアは長期的にユーザーとの関係を構築していくメディアです。準備段階にも時間が掛かりますし、公開後も成果に繋がるまでにはある程度の時間を要します。しかし、作り上げたものは資産として残ります。そのこと念頭に置いてオウンドメディアの運用を行ってください。