ハウツー

オウンドメディアのコンテンツ作成で考慮すべきSXO対策とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SXOという言葉を聞いたことがありますか?時代はSEOからSXOに変わっていくともいわれています。SEOとSXOの違いをきちんと理解し、SXO対策をきちんと行ったコンテンツ制作を目指しましょう。

SXOとは?SEOとはどう違う?

まず、SXOとは「Search Experience Optimization:検索体験の最適化」です。SEOは検索エンジン最適化だったのに対して、検索体験の最適化となっている点が文字上の意味では異なります。

なぜSXOという言葉が生まれたのか?

過去のSEO対策といえば、内部リンク、外部リンク、テキストマッチなどキーワードやリンクベースでの評価だったが、Googleのアルゴリズムが進化を遂げるとともに、表示速度やスマートフォン最適化されているかなど、コンテンツ重視となってきました

このような傾向は当然といえます。以前がリンクやテキストマッチ重視だった理由は多くのリンクが他のサイトからあれば優良サイトである可能性が高い、キーワードが多く含まれていればそのコンテンツについて詳しく書いている可能性が高いと考えられていたからです。ただ、アルゴリズムの発達により、コンテンツの中身まで判断できるようになってきており、さらには意味のないリンクも判断できるようになりました。つまり、これまでのSEO対策だけではGoogleの評価は得られにくくなってきています。他サイトでは得られないような独自性のあるコンテンツなど、ユーザーにとって意味のある良質なコンテンツを作成することが必要となりました。

以上のことから、これまでの検索エンジンを意識したSEO対策ではなく、ユーザーを意識したSXO(検索体験の最適化)という言葉が生まれました。

Googleは価値あるコンテンツを評価する

Googleの考え方は「ユーザーに価値ある情報を提供する」というものです。過去のSEOの基準もこの考えをもとに作られていますし、これからも考え方は変わらないでしょう。

ユーザーの「検索」という行為は、「質問」と同義だと考えてください。そのためユーザーが検索し、流入してきたキーワードに対して、回答となるコンテンツを用意しておく必要があります。SXOはいかにその質問に的確に答えるかと言い換えることもできます。

これまで、SEOは検索に対する回答のレベルの高さではなく、キーワード比率や共起語などに重きが置かれていました。これからは検索に対するレベルの高さと独自性と言うものが重要視されるようになります。ですので、

SXOという視点でもコンテンツ制作を考えるようにしましょう。アクセス解析でキーワードの取得が難しくなってきていますが、コンテンツを作成する際に、このページはどんなキーワードで検索しているユーザーに向けたコンテンツなのかを意識をする必要があります。その検索に対する回答を用意することはもちろんですが、せっかく訪れたユーザーをそのまま直帰させたり、特に興味をもってもらえないことがないよう、どのようにユーザーを回遊させるかなど次の行動をどうさせたいかまで考えてコンテンツを作成しましょう。

SXOを用いたコンテンツ作成フロー

ユーザーのニーズを探る

まずはユーザーのニーズを探るために、ターゲットユーザーがどのようなコンテンツや情報を求めているかを調べましょう。すでに自社サイトがあるのであれば、どのページがよく見られているかや、どういったキーワードで流入してきているかをGoogleアナリティクスなどの解析ツールで確認しましょう。まだ、自社サイトの運用前であれば、検索ボリュームを調査しましょう。

【キーワード検索ボリュームチェックツール】
キーワード検索数 チェックツール aramakijake.jp|無料SEOツール
Googleアドワーズ キーワードプランナー

コンテンツを作成する

ユーザーのニーズを調査した後は、そのニーズに答えるためのコンテンツを準備しましょう。コンテンツ制作のポイントとしては3つあります。

  • 的確に質問に回答していること
  • 内容が有益であること
  • 読みやすいこと

の3つです。それぞれ、どのような内容かを説明します。

的確に質問に回答していること

検索し、流入してきたユーザーに対しての回答をコンテンツとして準備しなければならないことは先ほども伝えましたが、さらにその網羅性も必要となります。ユーザーの質問に対して過不足なく回答することが重要です。そうすることで、流入してきたユーザーのニーズに応えることができます。ユーザーのニーズに答えられていないコンテンツはGoogleからの評価も低くなりますし、ユーザーが訪れてもすぐに直帰してしまうようなコンテンツとなるので、検索ワードを考えてコンテンツ制作を行いましょう。

内容が有益であること

これはユーザーにとって有益な情報を提供する必要があるということです。調査したニーズに対する回答を用意するためには「専門性」や「オリジナリティ」が必要です。

一般論だけでなく、一歩踏み込んだ「専門的な情報」はユーザーにとって探している情報となり得ます。また、他のウェブサイトには用意されていないような自社しか知らない情報などの「オリジナリティのある情報」を提供することで、ユーザーの満足度はさらに向上します。

この2つが揃うことで、そのコンテンツの内容は非常に有益なものとなります。専門性や独自性は社内に情報があることが多いです。別の部署から情報をもらったりすることで、コンテンツの元となる情報を仕入れることもできます。自分たちだけで考えるのではなく、周りの人たちからも情報を集めコンテンツを作成しましょう。

読みやすいこと

内容だけでなく読みやすさにもこだわる必要があります。Googleが気にしている情報をもとにすると「スマートフォンに最適化されているか」「ページの読み込み速度は速いか」などがあげられます。

今挙げた内容はすでにGoogleが重要視している内容です。こうした、ユーザーにとって読みやすいコンテンツであることはこれからも求められます。最近では動画の需要も増えてきています。テキストや図で長々と説明するより動画で説明したほうが分かりやすいということは明白です。このように、内容だけでなくユーザーにとっての読みやすさを向上させることも、SXO対策の1つといえます。

コンテンツを作成する上で必要なポイントは以上の3つです。これらを意識して、ユーザーにとって有益なコンテンツを作成しましょう。

検証・分析する

コンテンツを作成した後は、実際にユーザーのニーズには応えられていたか、コンテンツは分かりやすかったかなどを流入キーワードや直帰率、滞在時間、CVRなどを用いて分析しましょう。どういった要素がユーザーに響くかを判断するために、ABテストも実施することをオススメします。誘導バナーやコンバージョンボタンなどテストできるものはテストを行い、最適化していきましょう。

改善する

分析結果から分かった内容をどうすれば解決できるかを考え改善していきましょう。なぜ、ユーザーにコンテンツが満足してもらえなかったのかを深堀し、改善案を考えたら実装してまた検証・分析しましょう。このPDCAサイクルを回すこともオウンドメディア運用では大切です。

最後に

SEO対策、SXO対策、コンテンツマーケティングなど様々な言葉が飛び交っていますが、全てに共通するのはユーザーにとって意味のあるコンテンツを作り、届けることがベストだということです。マーケティング用語や流行ワードも大切ですが、踊らされることなく、価値あるコンテンツを作り続け、提供できるオウンドメディアを作っていきましょう。