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SEOだけでは読まれない!オウンドメディアのタイトルライティング法

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オウンドメディアで読まれる記事タイトルとは?9つのライティング術

オウンドメディアでクオリティを重視した記事を載せているのに、今一つアクセスが伸びない…というときは、タイトルに工夫が必要かもしれません。SEOの視点も重要ですが、ユーザーにアクセスしてもらうためには「続きを読みたい」と思わせるタイトルをライティングできるかもカギとなってきます。

ただしオウンドメディアはアクセス数だけではなく、ユーザーとのよい関係を築くことも目的の一つ。世間に出回っている「効果的なタイトルのつけ方」を鵜呑みにしすぎるのは要注意です。

そこで今回は、SEOとは別の視点でオウンドメディア向けのタイトルライティング術を9つのポイントでご紹介します。

タイトルのライティング術(1)疑問形で先を読みたい気持ちにさせる

この記事のタイトルも疑問形を使っています。「~とは?」という表現はWebサイトの記事タイトルによく使われますよね。

疑問形にするメリットのひとつは、同じ疑問を持つ方に共感してもらいやすい点です。もうひとつのメリットは、続きを読みたい感情を刺激できる点。当然疑問だけでは、ユーザーは満足しませんよね。解決策が記事本文に載っていることをタイトルで伝えるのが狙いです。

比較的幅広く使えるライティング術だと思います。

タイトルのライティング術(2)ターゲットに自分のことだと思わせる

あえてターゲットを明確にして、自分ごとと思わせるタイトルライティング術もあります。

例:40歳過ぎて突然太りだした…ダイエットで見直すなら食事の量より質

あえてターゲットを絞りこむことで「これって自分のこと?」とユーザーが共感してくれれば、続きを読んでくれる可能性が高まります。SEOの面でも、上記の例なら「40代 ダイエット」というキーワードもカバーできるというメリットもあります。

ただし「オウンドメディア全体としては40代に限らず他の年代の方にも読んでもらいたい」というケースもあります。その場合は年代ごとに記事を作成して、タイトルもそれぞれ「20代」「30代」というワードを入れるのも有効ではないでしょうか?

今回の例では年代でしたが、もちろん年代に限らずほかの属性でも使えます。

タイトルのライティング術(3)数字はやっぱり重要!

数字を入れるときのパターンはいくつかありますが、まずはたくさんの情報がカバーできていることをアピールしたいときに有効です。

例:東京のお花見スポット人気ランキング10

上記の例では10か所の情報を一気にチェックできることが伝わります。さらにユーザーとしては、「自分の好きなスポットがこの10選の中に入っているかな?」という興味が出てくるかもしれません。(ちなみにこの記事でも「9つのライティング術」と数字を入れてみました)

具体的でリアリティのあるタイトルにするために数字を入れるパターンもあります。例えば「 500万円売り上げたカリスマ営業マンのトーク術」「社員2人だけで運営したサイトが月間100万PV達成」というように、特に成果については数字で表しましょう。リアリティが増し、続きが読みたいという気持ちにつながります。

ただし誇張しすぎないように注意したいところです。

タイトルのライティング術(4)悩みに寄り添う

「自分ごとと思わせる」ライティング術とも関連しますが、ユーザーの悩みに寄り添うタイトルもオウンドメディアでは有効です。

例:上司がリスティング広告のメリットを理解しない…説得するプレゼン術とは

上記の例では「やりたいことがあるのに上司の理解が得られない」という悩みを持つ、Web担当者に共感してもらうことが狙いです。ターゲットも明確になりますし、記事の内容に満足してもらえればファンになってもらえる可能性が高まります

ただしあまり不安感をあおるタイトルにすると、ネガティブなイメージが強くなるので気をつけましょう。

タイトルのライティング術(5)広告っぽさを極力減らす

オウンドメディアは、メディアとしての信用度も重要です。そのため、記事広告と間違えやすいようなタイトルは極力避けましょう

例えば「◆話題沸騰◆」「注目★」「大人気♪」というように記号を使いすぎると、急激に広告っぽさが増してしまいますのでご注意ください。タイトル全体の文字数も増えてしまいますので、なるべく装飾せずにシンプルにしたほうが安全です。

ただし、オウンドメディア上で自社サービスに関する告知やイベント告知などの宣伝を載せたい、というケースもあると思います。この場合は「お知らせ」もしくは「インフォメーション」といったカテゴリーを設けて、ユーザーが通常の記事と区別できるようにしましょう。

タイトルのライティング術(6)今すぐできる・今すぐ使えることをアピール

Webで検索をするユーザーには、「今すぐ解決したい」というニーズが高いことがあります。モバイルでの検索が増えていることも、影響していると考えられます。そこでタイトルで「今すぐ実践できる」という点をアピールする方法もあります。

例:経費削減!今すぐ試せる無料マーケティングツール5選

特にビジネス向けの記事では、サクッと実践できる雰囲気を前面に出すことが有効なことも多いです。ただし記事本文があまりに長文だったり、読みづらかったりするとユーザーのニーズを満たしているとは言えません。ちぐはぐにならないよう、記事本文のボリュームや、見やすさ・読みやすさも意識しておく必要があります。

タイトルのライティング術(7)あえて意外性を狙う

あえてユーザーの気を引くために、いわゆる常識と逆のことをタイトルに載せる方法もあります。

実際にあるタイトル例:ごはんは太る”は思い込み?デンプンを味方につけてダイエットを成功させよう(日経Goody)

「ごはんは太りやすい」という考えが一般的なところに、逆の内容を載せてユーザーの興味を引き、続きを読ませるのが狙いです。単純に「お米のデンプンを味方につけてダイエットを成功させよう」というタイトルでも間違いではないのですが、やや面白みに欠けてしまいスルーされてしまうかもしれません。

思ったほどアクセス数が伸びない記事のタイトルを見直すときにも、有効なライティング方法です。

ただし一般常識を覆すような意外性のあるタイトルにするときは、きちんと裏付けを記事で説明をしてユーザーを納得させる必要があります。また、本当に一般常識なのかどうか、できれば複数のメンバーでチェックしましょう。(ライティングしている本人の思い込みということも)

タイトルのライティング術(8)ニュース性を持たせる

オウンドメディアでは、ユーザーの関心が高まっている最新情報を扱うケースもありますよね。ニュース性の高い記事はタイミングがあえば、短期間で多くのアクセス数を狙うことができます。

ニュース性を持たせるタイトルのライティングでは、情報の鮮度をわかりやすくすることがポイントです。例えば「オウンドメディアの最新事情」というタイトルでは、最新がいつのことなのかがタイトルではわかりません。更新日付を見て初めて分かるという状態では、なかなかユーザーに伝わりにくいですよね。また、来年また「オウンドメディアの最新事情」という記事を書いたときに、同じタイトルになってしまう恐れもあります。

例えば「オウンドメディアの2017年最新トレンド、キーワードは〇〇」というように、いつの情報なのか明確にしておくことをおすすめします。

タイトルのライティング術(9)社名やサービス名を入れる(※BtoBの場合)

特にBtoBの場合、具体的な社名やサービス名を載せるとユーザーに響くケースもあります。

例:マスメディア広告ゼロ!スタバのWebマーケティングが成功した理由

BtoB企業の担当者は、成功している他社の事例や競合他社の事例をチェックする機会も多いです。そこで社名やサービス名をタイトルに含めると、ユーザーの関心を引きやすくなりますし、SEOの面でもプラスになります。

ただし、いくつか注意点もあります。まずターゲットとなるユーザー層に認識されている社名やサービス名でなければ効果は期待できません。

また、社名やサービス名が長い場合タイトル全体の文字数が増えすぎてしまいます。省略しても通じるものは省略したほうがおさまりがよいと思います。

もう一つ気をつけたいのが、社名やサービス名と煽るワードを組み合わせるとき。タイトルであまり煽おりを入れると、単なる広告と思われてしまう可能性もあります。

まとめ

オウンドメディアのタイトルライティング術に共通するのは、アクセス数アップだけを狙うのではなく、あくまでオウンドメディアの目的・ターゲットにあわせるという点です。オウンドメディアのトンマナは守りつつ、ユーザーの興味を引きやすいタイトルづくりにチャレンジしてみてください!

またオウンドメディアは、記事の更新頻度が高いメディアです。そのため同じオウンドメディアの中で似たようなタイトルばかりになってしまうのも問題です。ご紹介した9つのライティング術をうまく組み合わせながら、記事内容にあわせてバリエーションを増やしていきましょう