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大切なのは、正しいポジションの確立、そして最適なコンテンツの配信です。

CASE - 事例紹介

Update 2021.09.13

介護系オウンドメディア5事例に見る成功ポイントとは

ここ最近、介護関連のオウンドメディアを立ち上げる事例が目立ちます。高齢化が急速に進む日本では、介護が必要な人(要介護者)の数がこの20年で3倍になったというデータも(※1)。

こうした状況の中、介護職や介護事業所をターゲットにしたオウンドメディアが成長してきました。

代表的な介護系オウンドメディアの事例を見ると、うまくいっているところにはそれなりの理由があることが見えてきました。

ここでは介護系オウンドメディアの5事例をもとに、これから介護系オウンドメディアの立ち上げを検討する方に向けて成功するためのポイントを解説します!

※1出典:「要介護・要支援認定者数はこの20年で3倍に…人数の推移状況とは」(Yahoo!ニュース 2021/7/9)

外部リソースを活用して質の高いコンテンツを量産!「Tayorini」

「Tayorini」は、介護施設情報サイト「LIFULL介護」などを手掛けるライフルシニア社が運営するオウンドメディア。2018年に開始、現在ではGoogleに600ページ以上インデックスされるほどコンテンツを増やしています。

主なターゲットは介護施設を探すシニアやその家族。中でも、接点を持たない潜在層、つまり近い将来介護施設を探すであろう30・40代をメインターゲットにしているそうです(※2)。こうした潜在層にリーチできるのはオウンドメディアの大きなメリットですね。

介護系オウンドメディアというと、介護保険制度の情報などお堅いイメージがありませんか?でも「Tayorini」はタレントのインタビューや漫画などエンタメ性を意識したコンテンツがメイン。コンテンツの方向性も30代・40代というターゲットを意識していることがわかります。

うちもこんなコンテンツやりたい、と思う方も多いかもしれません。でも内製では難しいんですよね。「Tayorini」でも編集プロダクションや「はてなブログ」で有名なはてな社、外部ライターなどに制作を依頼しています。

高品質のコンテンツを更新し続けるには、やはり体制が重要。コンテンツのクオリティだけではなく、集客にも影響しますから。Tayoriniでは外部の協力によって、SEOによる集客も順調だそうです。

介護というジャンルにこだわると、どうしてもコンテンツの内製にこだわるケースもありますよね。でもターゲットによっては、外部に委託した方が成功しやすいと言えますね!

Tayorini(LIFULL介護)

※2参考:https://www.hatena.ne.jp/contentmarketing/entry/2020/05/20/161000

マーケティングツールを導入してSEOに成功!「なるほどジョブメドレー」

「なるほどジョブメドレー」は、医療や介護などの人材サービスを手掛けるメドレー社が運営するオウンドメディア。ジョブメドレーという情報サイトの一部という立ち位置です。

「医療や介護、保育などのお仕事に就いている人や就きたい人のための『働く』を考えるメディア」というキャッチコピーの通り、転職を考えている人がターゲット。ただ実際に転職活動をする人は検索サイトに行くでしょう。このオウンドメディアは、将来転職の可能性がある潜在層を意識していると思われます。

職種ごとにタグを設けて、関心のある職種関連のコンテンツだけ読めるというのが大きな特徴。ユーザビリティを意識しているだけではなく、どの職種が多く読まれているか分析するのにも役立ちそうですよね。専門性の高い業種だからこそ、一般的なオウンドメディアのカテゴリーにとらわれない設計が大切というわけですね。

またこのオウンドメディアでは、コンテンツ制作にてコンテンツマーケ専用のツールを導入しているそうです(※3)。SEOだけではなく、専用ツールを使うことでコンテンツの評価ができるのがポイントですよね。社内で詳細な分析までできないケースがほとんどですよね。こうした専門ツールの活用も、オウンドメディアの成功につながるポイントと言えます!

なるほどジョブメドレー

※3参考:https://www.demandsphere.jp/blog/medley

 

外部専門家の連載コンテンツで固定ユーザーを狙う!「介護のみらいラボ」

「介護のみらいラボ」は、マイナビの介護系転職サービス「マイナビ介護職」と連動しているオウンドメディア。2020年にリリースされた新しい介護系オウンドメディアです。転職を希望する介護職が主なターゲットですが、転職に直結するコンテンツだけではありません。

コンテンツは介護の現場で役立つノウハウやほっとする漫画など、幅広いジャンル。「なるほどジョブメドレー」と同じく、すぐに転職を考えていない潜在層を意識しているからじゃないでしょうか。

また介護のみらいラボでは、さまざまな分野の専門家・ライターによる連載コンテンツが多めになっていますよね。連載コンテンツによって、潜在層が定期的にアクセスする効果を狙っているわけです。

充実したコンテンツの更新を続けるには、やはり内製ではムリがあります。介護のみらいラボのように、外部の専門家やライターの協力は必須ですね。

介護のみらいラボ

介護事業の中でも人事に特化して差別化に成功!「きらケア研究所」

2019年にリリースされた介護系オウンドメディア。運営するのは、IT人材サービス「レバテック」などを手掛けるレバレシーズのグループ会社です。

介護事業者向けのオウンドメディアはいくつかありますが、「きらケア研究所」は特に介護事業者の人事に絞っているのが大きな特徴。

「きらケア」という自社サービスの知名度向上と、潜在的なリード(見込み客)の獲得がこのオウンドメディアの狙いでしょう。人事に特化することで、他のオウンドメディアと差別化に成功していますよね。また人事にテーマを絞ることで、自社サービスとの連動性を高めることができています!

きらケア研究所

訪問介護の事業所にターゲットをロックオン!「けあタスケル」

「けあタスケル」は、2021年8月にリリースしたばかりの新しいオウンドメディア。こちらも介護事業者をターゲットにしていますが、訪問介護事業所に特化しているところがポイントですね。

運営しているオーボックス社は訪問介護事業所を運営するほか、他の訪問介護事業所向けの営業支援なども手掛けています。ニッチなジャンルのオウンドメディアですが、自社ビジネスのメインターゲットとぴったりです。

コンテンツも介護事業所向けに特化したノウハウ系記事がほとんど。これが他社との差別化につながっています。

また「けあタスケル」が注力しているのが資料ダウンロード機能。チェックシートなどのホワイトペーパーが充実しています。オウンドメディアと言うと知名度向上目的が多いのですが、ホワイトペーパーに注力しているのを見ると、見込み客(リード)の獲得を目指していることがうかがえます

けあタスケル

介護系オウンドメディアの成功に必要なポイントとは?

5つの事例を見ると、同じ介護というジャンルでもターゲットやコンテンツの方向性が大きく異なることがわかりますよね。

「Tayorini」など、うまくいっているBtoCの介護系オウンドメディアは「介護」というくくりにとらわれず外部リソースを活用しているのがポイント。「なるほどジョブメドレー」や「介護のみらいラボ」も同じですよね。潜在層のリーチを目指すBtoCオウンドメディアでは「親しみやすさ」「とっつきやすさ」が大切なわけです。

また、集客方法としてSNSよりSEOを重視している傾向もあります。ターゲットの年代が比較的高いこともありますが、介護というテーマ(転職もそうですね)がSNSでシェアされにくいことも要因じゃないでしょうか。

SNSではなく検索で情報収集する人が多いからこそ、オウンドメディアが重要というわけです。

一方「きらケア研究所」「けあタスケル」といったBtoBの介護系オウンドメディアは、ターゲットをかなり絞り込んでいるのが特徴。

オウンドメディアであまりターゲットを絞りすぎると、PVが伸びないという問題があります。しかし2つの介護系オウンドメディアを見ると、自社ビジネスとマッチしていれば、ターゲットが狭くてもOKというスタンスがうかがえますよね。

これから介護系オウンドメディアの立ち上げを考えるなら、今回紹介した5事例を参考にしてみてはいかがでしょうか?

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