CASE - 事例紹介
オウンドメディアのSNS活用事例(Twitter編)
2017.07.21
戦略をもってオウンドメディアを運営すれば、見込客は自然に集まります。
大切なのは、正しいポジションの確立、そして最適なコンテンツの配信です。
SEO - SEO対策
最近「ローカルSEO」というワードを聞く機会が増えてきました。ローカルSEOを簡単に言えば、地名など地域関連のワードで検索されたとき、検索結果の上位表示を狙うこと。
カフェや美容院など店舗を運営する中小企業にとって、必須とも言えるSEO施策のひとつです。
このローカルSEO、「オウンドメディアの運営にはあまり関係ない」と思っていませんか?実は多くの中小企業にとってローカルSEOは有効なんです。オウンドメディアの集客力アップにもつながります!
そこでローカルSEOとオウンドメディアの関係性とあわせて、中小企業が今すぐ具体的にローカルSEOに取り組む方法について徹底解説します。
目次
例えば「横浜駅 居酒屋」というキーワードでGoogle検索すると、通常の検索結果一覧の上にGoogleマップの情報が表示されます。ユーザーから見れば近くのスポット情報をリストで見られるので、利便性が高いですよね。
オウンドメディアなどWebサイトを運営する側から見れば、気になる部分もあるのではないでしょうか?通常のSEOに取り組んで検索結果の上位に出ても、結局Googleマップの方がさらに上に表示されてしまう、という状況になります。
最近はスマートフォンの利用者が増えて、こうした地域系ワードを含めた検索をする人が多いですよね。Googleもこの動向を重視していて、検索結果にGoogleマップ表示が優先されるケースが増えているようです。
こうなるとGoogleマップの検索結果にて、できるだけ自社の情報を上位に表示させる必要があります。これを実現させるため、地域に関連したキーワードで上位表示を狙う施策がローカルSEOなんです。
Googleマップの検索結果では、名称のほか住所・電話番号・営業時間といった基本情報が載っています。さらにWebサイトへのリンクボタンも表示されているのにお気づきですか?
つまりGoogleマップの検索結果上位に表示されれば、自社サイトやオウンドメディアへのアクセス数を増やせます!だからローカルSEOに取り組めば、オウンドメディアのアクセス数アップにもつながるというわけです。
通常のSEOでは、オウンドメディアのコンテンツを充実させるといういわば「内部対策」が基本です(もちろん自然な被リンクを増やす外部対策も大切ですけど)。
一方でローカルSEOはGoogleマップ向け対策。そのためオウンドメディアの内部対策だけでは効果が出ません!ローカルSEOでは、具体的な施策も通常のSEOとは大きく異なります。このあたりは、記事の最後にまとめて解説します。
ローカルSEOに取り組むべきなのは、主に地域関連ワードで検索される店舗を運営する個人や中小企業。店舗というとカフェなどの飲食店や物販店舗、ヘアサロンなどのイメージがありますよね。でももっと幅広い業種でローカルSEOは使えます!
例えばクリニックや歯科医院も、ローカルSEOに取り組みたい業種。個人のクリニックや歯科医院がオウンドメディアを活用する事例も増えてきました。
他にも税理士事務所など、士業系にもローカルSEOが有効。「横浜市西区 税理士」みたいな感じで、士業も実は地域系ワードと組み合わせて検索される機会が多い業種と言えます。
他にも介護事業所やシェアオフィスなどもローカルSEOが有効な業種。拠点を持ってビジネスをしている個人や中小企業なら、ローカルSEOを生かせる可能性が高いです!
もちろん来客数を増やすことがメインですが、オウンドメディアを運営していればアクセス数アップも狙えますよ。
まずGoogleマップに自分のスポット(拠点)を表示させるには、「Googleマイビジネス」というサービスに登録しましょう。Googleマイビジネスは、スポットを運営するオーナーなら無料で登録できます。
ただ、Googleマイビジネスを登録する内容もコツがあるんですよね。それを知るためにも、まずGoogle側がどんな要素でGoogleマップの結果の順位を決めているかをチェックしましょう。
Google公式サイトでは、Googleマップで検索結果順位を決める要素として「関連度」「距離」「知名度」という3つがあると解説しています(※1)。
※1出典:「Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する」(Googleマイビジネスヘルプ)
「関連度」はユーザーの検索ワードと関連が深いスポットほど、上位に表示されるということ。商品やサービスなどに関連しそうなキーワードを、できるだけGoogleマイビジネスの情報に登録しておきたいところです。
「距離」はユーザーの検索している場所と拠点の場所の距離。近い方が上位に表示されるというわけです。ここは住所が正しく登録されていれば施策として問題ありません。
「知名度」は、他のユーザーがどれくらいスポット名称を話題にしているかということ。当然知名度が高ければ、検索順位は上に来る傾向があります。
Googleマイビジネスにはユーザーが口コミを投稿できる機能がありますので、その数や内容が順位に関係するというわけです。さらにSNSや他社の口コミサイトも影響があると言われています。
最近では、Googleマイビジネスに登録した「事業年数」も順位表示に影響しているのでは?という声もあります。長く運営しているスポットの方が信頼できる、という認識なのかもしれません。
Googleマイビジネスに登録した内容と、自社サイトやオウンドメディアに載っている情報の整合性があるかについてもチェックしておきたいところ。
スポット名称や住所、問合せ先電話番号は表記を統一しておきましょう。なお、スポット名称・住所・電話番号は「Name」「Address」「Phone」の頭文字をとって「NAP」と呼ばれます。NAPの統一はローカルSEOでの基本です!
Googleマイビジネスの登録そのものはそれほど難しくありません。ただGoogleマイビジネスに登録しただけでは、なかなか効果が出ないことも。そんなときはローカルSEOに特化したツールを使うのが有効です。
特にオウンドメディアの場合、ローカルSEOに詳しくない方がほとんどではないでしょうか。時間をかけて自分で作業するよりも、専用のツールを活用した方が効果は出やすいはずです!ここではローカルSEOに特化した代表的なツールを2つピックアップしました。
最近はGoogleマイビジネスの登録代行や、情報の最適化ができるサービスも増えています。ただし規約違反に近いことをするものもあるので、選ぶ際は要注意。
できれば導入事例が多いサービスを選びたいところ。例えば「マップでアップ」というサービスは、サイトに事例がいろいろと紹介されていて安心感があります。
「マップでアップ」は競合やキーワードの調査を経て、Googleマイビジネスにどんな登録で内容すればいいかアドバイスしてくれます。さらにGoogleの規約に違反していないかもチェックしてくれます。
費用は20万円とやや高い気もしますが、これは月額ではなく初期費用。初期費のみで月額費用がかからないので、全体で考えれば妥当かも?
総合ローカルSEOサービス「マップでアップ」の詳しい内容はこちら
通常のSEOでも自動的に順位をチェックするツールはありますが、これだとGoogleマップの検索結果はわかりません。そこでローカルSEOに特化した順位ツールとして定評があるのが、MEOチェキ。
MEOチェキを使えば、自社もしくは競合サイトの、ローカルSEOの検索結果順位を自動でチェックできます。レポーティング機能もあって、作業がかなり効率化するはず。
MEOチェキは無料ではありませんが、最も安いプランだと月額3,000円台で使えます。
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