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大切なのは、正しいポジションの確立、そして最適なコンテンツの配信です。

CASE - 事例紹介

Update 2021.03.08

人事(HR)系オウンドメディア4事例に見る、質の高いコンテンツ作りの秘訣

テレワークや働き方改革などをきっかけに人事改革に取り組む企業が増える中、人事(HR)系オウンドメディアに注目が集まっています。

人事(HR)関連のコンテンツと言えば、採用関連というイメージがありませんか?でも最近の人事系オウンドメディアが扱うテーマは、採用だけではありません!人材育成やチームビルディングや人材育成など、より幅広いテーマを扱っています。

しかも人事(HR)系オウンドメディアを見ると、いずれもコンテンツのクオリティが高いんですよね。「なかなかオウンドメディアのコンテンツの質が上がらない…」と悩む企業は、人事(HR)分野のオウンドメディアが実践する取り組みを参考にしたいところ。

そこで人事(HR)系オウンドメディアの中で人気の高い4事例をもとに、質の高いコンテンツを作るコツを探っていきます!

※HRとは「Human Resources」の略。海外では採用を含めた人材関連の事業領域を、HRと呼びます。日本の場合、HRと言えば人事を表すことがほとんどですね。

事例1:圧倒的なコンテンツ量を誇る人事(HR)系オウンドメディア「日本の人事部」

人事系オウンドメディアの代表格と言えば、2004年にスタートしたオウンドメディア「日本の人事部」。運営するHRビジョン社(2020年4月に現社名に変更)は、HR関連サービスを提供する会社とユーザー(経営者や人事担当者)をマッチングするサービスを手掛けています。

「日本の人事部」は月間120万UU・会員数16万人という、まさに日本でも最大級の人事系オウンドメディア。コンテンツのボリュームも膨大で、Googleにインデックスされているページ数はなんと90,000以上もあります!(2021年3月時点)

コンテンツの種類も幅広く、人事トレンドがわかるニュースのほか専門家によるコラムやアンケート調査結果、用語集(人事辞典)などさまざまなカテゴリーがあります。さらにYahoo!知恵袋のようなQ&Aコンテンツ、セミナー・イベント関連情報なども掲載されています。

このオウンドメディアはまず人事系の情報を網羅することに重点を置いているようです。「人事系情報といえば、日本の人事部」というイメージがあれば、大きな強みになりますよね。

また専門家によるコラムやイベント取材記事を載せることで、オリジナルでクオリティの高いコンテンツを維持しています。

日本の人事部
https://jinjibu.jp/

事例2:ビズリーチのグループ会社が手掛ける人事(HR)系オウンドメディア「ビズヒント」

転職サービスで知られるビズリーチのグループ会社(ビジョナル・インキュベーション)が手掛ける人事(HR)系オウンドメディアが「ビズヒント」。「ビズヒント」はローンチは2016年とやや最近ですが、開始から2年で月間100万PVを達成するなど急成長しているオウンドメディアです。

コンセプトは、経営者や人事担当向けに従来の人事にとどまらない「戦略人事」につながる情報を発信するというもの。コンテンツも経営者や人事担当のインタビュー記事のほか、助成金や補助金情報、用語解説、イベントレポートなど幅広いものになっています。

Googleにインデックスされているページは約5,000と他の人事(HR)系オウンドメディアと比べると少なめ。しかし「ビズヒント」ではコンテンツの量よりクオリティを重視して、SEOに取り組んでいると言います。具体的にはコンテンツマーケティング専用のツールを導入し、記事タイトルや内容の改善に取り組んでいます(※1)。

またビズヒントの大きな特徴が、無料のメール会員制度。2018年の時点ですでに会員数は5万人を突破しました。この規模のオウンドメディアでは、かなり多い数字ではないでしょうか。

一部のコンテンツは会員登録しないと全文が読めないようになっています。こうした取り組みも会員増につながっていると考えられます。また人事系オウンドメディアには珍しく、モバイルアプリも提供しています。

※1出典:https://mieru-ca.com/blog/bizreach/

メール会員やアプリユーザーは、本業である人材系サービスの重要な見込み客。うまくオウンドメディアをフックに、見込み客の開拓につながっていると言えそうです。

ビズヒント
https://bizhint.jp/

事例3:若手をターゲットにした人事(HR)系オウンドメディア「HR note」

人事(HR)系オウンドメディアを見ると、やはり経営者や人事担当がターゲットのため年齢の高いユーザーを想定した作りになっていることが多いですよね。

一方で、若手経営者をターゲットにしている人事(HR)系オウンドメディアが2017年にスタートした「HR note」。運営するネオキャリア社も2000年設立というベンチャー系で、人材派遣サービスのほかITを使った人事系サービスも手掛けています。

コンテンツの種類としては、インタビュー記事や業界に関するニュース、イベントレポートなど、他社の人事(HR)系オウンドメディアと大きな違いはありません。

その一方でサイトデザインは他のオウンドメディアと違って明るくキャッチーなものになっています。インタビューに登場する経営者や人事担当も、比較的若手の方が多い印象。またレイアウトを見ると、SNSとオウンドメディア連携もかなり意識していることがうかがえます。

このように「HR note」ではターゲティングを明確にして、ターゲットユーザーに近い人を取材することで、他社の人事(HR)オウンドメディアとの差別化に成功しています。ただ若年層を強く意識しすぎたせいか、、かつてある記事が炎上してしまったこともありました(詳細はここでは触れませんが…)。

HR note
https://hrnote.jp/

事例4:クラウドサービスサイト内に設置された人事(HR)系オウンドメディア「HR2048」

単独のオウンドメディアではなく、クラウドサービスのプロモーションサイト内に設置されているオウンドメディアもあります。リンクアンドモチベーション社が運営する「HR2048」もそのひとつ。

人事系コンサルを手掛けるリンクアンドモチベーション社では、最近人事系クラウドツールの開発・提供にも取り組んでいます。最近注力しているクラウドサービス「モチベーションクラウド」のプロモーションサイト内に「HR2048」は設置されています。人事系コンテンツをフックに、自社クラウドサービスの知名度向上や見込み客の獲得を狙った戦略ですね。

「HR2048」コンテンツを見ると、やはり他社の人事系オウンドメディアと同じく企業の経営者や人事担当のインタビュー記事やイベントレポートが中心となっています。

ユニークなのは右カラムのメニュー(サイト上では「Tags」となっています)。「テレワーク」や「リファラル採用」など今話題のキーワードが並んでいます。

「HR2048」では用語集といったストックコンテンツはあえて載せず、トレンドを意識したフローコンテンツに力を入れていることがわかります。

「HR2048」では、Googleにインデックスされているページ数は約300と、他社の人事(HR)系オウンドメディアに比べるとかなり少ない状況です。クラウドサービスのサイトのあくまで1コンテンツという位置づけということでしょうか。

HR2048(モチベーションクラウド)
https://www.motivation-cloud.com/hr2048/

人事(HR)系オウンドメディアが高品質コンテンツを維持できるのは、インタビュー記事のおかげ!

4つの人事(HR)系オウンドメディアを見ると、基本的な構成やコンテンツの種類については共通点が多いと感じませんか?

特にイベントレポートを含めたインタビュー系記事は、どの人事(HR)系オウンドメディアでもメインコンテンツとなっていますよね。ここが人事(HR)系オウンドメディアの大きなポイント。

インタビュー記事は、オリジナルのコンテンツをコンスタントに増やせるというメリットがあります。また経営者や人事担当、専門家などにヒアリングしたものなので、内容のクオリティも保証されていますよね。

さらに取材を受けた企業のサイトから被リンクを増やせるなど、SEO効果も期待できます

ただしインタビュー記事を制作していくとなると、「取材体制を組む必要がある」「短期間で記事の量産は難しい」といった課題もあります。外部のリソースをうまく活用することも重要ですし、「ビズヒント」のように初めから量産を狙わずコンテンツの質で勝負するなど、戦略を練る必要があります。

インタビュー記事制作のコツは以下の記事でも解説しています。

オウンドメディアのコンテンツに困ったら事例インタビューが効果アリ

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