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Update 2021.01.25

オウンドメディアとコーポレートサイトの違いは?統合すべき?

新しくオウンドメディアの立ち上げを検討するとき、「すでにコーポレートサイトに多くのコンテンツあるからオウンドメディアは必要ないかも」と思っていませんか?

実際にコーポレートサイトとオウンドメディアを統合している企業もあれば、コーポレートサイトとオウンドメディアそれぞれ別のサイトとして運営している企業もありますよね。

コーポレートサイトとオウンドメディアはどちらも自社で運営するWebサイトですが、そもそもこの2つは目的が大きく違います

ここではまずコーポレートサイトとオウンドメディアの違いを整理した上で、コーポレートサイトとオウンドメディアを統合すべきか?もしくは別々に運営すべきか?という疑問についても答えていきます。

オウンドメディアとコーポレートサイトの違いとは

オウンドメディアの場合、これまで接点のなかったリード(見込み客)へのリーチが主な目的。そのためオウンドメディアでは、自社商品やサービス以外のコンテンツも含まれます

コーポレートサイトの場合、基本的に企業や商品をすでに認知しているユーザーがターゲット。こうしたユーザーに向けて企業活動や商品・サービスなどの情報を伝え、企業ブランディングや知名度向上につなげるのが目的

つまり目的とターゲットにおいて、オウンドメディアとコーポレートサイトは基本的な違いがあるというわけです。

※ただしオウンドメディアも「企業ブランディング」という目的で立ち上げるケースもあります。

オウンドメディアとコーポレートサイト、別にすべき?統合すべき?

オウンドメディアとコーポレートサイトでは目的とターゲットが違うため、本来ならそれぞれ個別のWebサイトを設けたいところ。とはいえオウンドメディアとコーポレートサイトを統合するメリットもあるんですよね。そこで、2つの手法それぞれのメリットとデメリットを比較してみました。

オウンドメディアとコーポレートサイトを別にするメリットとデメリット

メリット

最近のトレンドとしてはこちらの手法が多いですね。オウンドメディアが独立することで、テーマが明確になりメディアとして運営しやすいメリットがあります

このケースでは企業ブランドが表に出ないので、企業や商品と間接的なテーマでオウンドメディアを立ち上げることができます。つまり新しいリードを獲得しやすいと言えるのではないでしょうか?SEOにおいても、オウンドメディア独自の施策がしやすくなります。

さらにオウンドメディア運営も独立した体制でできるので、新しい取り組みがしやすい点もメリット。コーポレートサイトは企業の顔ですから、デザインやテンプレート、システムを大幅に変えるとなると、経営層のほか広報など社内調整が結構大変です。

デメリット

2つのWebサイトを平行して運営することになるので、どうしても作業量は増えます。コンテンツの更新作業だけではなくて、例えばアクセス解析作業なども2倍になるんですよね。

またドメインやサーバーを別にすればコストも増えますので、あらかじめオウンドメディア単体での予算を組んでおく必要がありますよね。中小企業にとってはこの作業量とコストが増えるという点は大きなデメリットと言えます。

オウンドメディアとコーポレートサイトを統合するメリットとデメリット

メリット

オウンドメディアとコーポレートサイトが統合していれば、コンテンツも1サイトに集約されます。コンテンツ量が多くなるため、サイト全体でGoogleの評価を受けやすくSEOに効果があるという見方もできます(狙うキーワード次第というところもありますが)。

また作業量やコストがおさえられるので、その分コンテンツを頻繁に更新できるメリットもあります

デメリット

コーポレートサイトとしての役割が大きいと、どうしても企業ブランドがメインになります。こうなると潜在的なリードへのリーチが難しくなることも考えられます。

またコーポレートサイトとオウンドメディア、それぞれの効果測定をするのが難しいという点もデメリットと言えます。

若い世代はあまりコーポレートサイトを見ない?

ミレニアル世代(20代後半から30代)に行われたコーポレートサイトの調査結果によれば、コーポレートサイトを見る目的は「仕事で情報を探す時」や「就職転職のとき」といったものが上位でした(※1)。

この結果を見ると、コーポレートサイトは「どうしても必要な時だけ見るもの」というイメージがついている言えます。

こうなるとコーポレートサイトに企業情報・商品情報以外のオウンドメディア的なコンテンツを載せても、実際はあまり見てもらえない可能性もあります

コーポレートサイトとオウンドメディアを統合する場合、コンテンツ内容や集客方法などにて「従来のコーポレートサイトとどう差別化するか?」というのも重要になってくるのではないでしょうか。

※1出典:ミレニアル世代は企業サイトをみない?コーポレートサイトに関するアンケート調査(AMP)

コーポレートサイトとオウンドメディアを別にしている事例

わかりやすい事例のひとつが、サイボウズ社。サイボウズではコーポレートサイトとは別に「サイボウズ式」というオウンドメディアを運営しています。

サイボウズの場合、オウンドメディアを運営する目的は「企業知名度の向上」だと言います。この意味ではコーポレートサイトとオウンドメディアを統合するという選択肢もありますよ。

しかしサイボウズでは、あえてオウンドメディアを別に立ち上げました。その大きな理由が、オウンドメディアで自社製品以外の情報も載せるため既存ユーザー以外の不特定多数に認知してもらうには、オウンドメディアで幅広い情報を載せる必要があるという考えです(※2)。

自社製品に関するコンテンツだけになると、オウンドメディアが宣伝っぽくなるというデメリットがあります。でもコーポレートサイトとオウンドメディアが統合していると、他社製品やサービスのコンテンツを載せるのは難しいですよね。

サイボウズの事例を見ても、コーポレートサイトとオウンドメディアは基本的に分けて運営したほうがやりやすいことがわかります

ただしサイボウズでは、ドメインを共通のものにしています。またコーポレートサイトのトップページにオウンドメディアの新着コンテンツを紹介したりするなど、2サイトの親和性を意識しています

コーポレートサイトとオウンドメディアを分けて運営する場合、サイボウズのような取り組みは参考にしたいですね!

※2参考:資生堂・コクヨ・サイボウズが語る「オウンドメディアの進化形」(広報会議)

オウンドメディアとコーポレートサイトの違いをよく理解することが重要

オウンドメディアとコーポレートサイトはどちらも自社の運営メディアですが、目的やターゲットに違いがあります!

企業ブランディングという目的なら、コーポレートサイト内にオウンドメディアとしてのコンテンツを増やす方法も有効。実際にコーポレートサイト内にブログとしてコンテンツを更新しているところもあります。

でも企業名をあまり表に出さず、あくまでオウンドメディアとしてリードなどの不特定多数にアプローチしたいなら、やはり別々に運営するのがおすすめです。

サイボウズの事例をはじめ、最近はコーポレートサイトとオウンドメディアの違いを踏まえてそれぞれのWebサイトを運営しているケースが多いように感じます。

作業工数やコストといった面では統合するよりもかかりますが、オウンドメディアとコーポレートサイトを別にしておいた方がデザインや運営の自由度も高くなります。

検討する段階で、まずはコーポレートサイトとオウンドメディアの違いをチェックしておきましょう!

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