CASE - 事例紹介
オウンドメディアのSNS活用事例(Twitter編)
2017.07.21
戦略をもってオウンドメディアを運営すれば、見込客は自然に集まります。
大切なのは、正しいポジションの確立、そして最適なコンテンツの配信です。
SEO - SEO対策
2020年Googleのアルゴリズムアップデートの傾向を見ると、これまで以上にコンテンツの質を重視していますよね。引き続き2021年も、SEO的にはこのトレンドが続くことが予想されます。
そうなると2021年オウンドメディアが成功するためには、量だけではなくコンテンツの質も重要になるわけです!
とはいえコンテンツの質を高めつつ記事を増やしていくというのは、実際なかなか大変です。オウンドメディアを運営している企業に行ったあるアンケート調査によると、運営課題の中で「コンテンツの質の担保が難しい」という回答が最も多い結果になりました(※1)
悩みは共通ですよね…そこでオウンドメディアでコンテンツの質を高めるコツをまとめました!
※1出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000264.000006585.html
目次
2020年もGoogleでは数回大きなアルゴルズムのアップデートを実施しました。影響はさまざまですが、傾向としてはコンテンツの質を今まで以上に重視していると言われています。
コンテンツの質と言っても、具体的にどんなことかわかりづらいですよね。そこでGoogleが特に重視していると言われる要素を3つにまとめました。
「E-A-T」とはコンテンツの質としてGoogleが重視している3つの要素のこと。
Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)をまとめて「E-A-T」と呼んでいます。
特に2020年は新型コロナウイルス感染症やアメリカでの大統領選挙などがあり、これまで以上に信頼性が重視されていたようです。オウンドメディアでも、この「E-A-T」をポイントにコンテンツの質を上げていきましょう。
「E-A-T」への対策については以下の記事で詳しく解説しています!
コンテンツは検索するユーザーの目的に合っているか、ということもGoogleの評価ポイントのひとつ。
例えば「横浜 歓迎会」というキーワードで検索したとします。これって横浜でどう歓迎会をするかというノウハウより「横浜エリアで歓迎会に向いている店舗を探す」という意図が考えられますよね。この場合、横浜周辺の歓迎会に使えるお店を網羅したようなコンテンツが、検索結果の上位になりやすいわけです。
つまりユーザーの検索意図を意識すれば、コンテンツの質を高められると言えます!インテントについては以下の記事で詳しく解説しています。
Googleウェブマスター向け公式ブログでは、コンテンツの質を自己評価するチェックポイントが紹介されています。
この中には「コンテンツに誤字やスタイルに関する問題がないか」「急いで制作されたような印象を与えていないか」といった項目もあり、コンテンツの正確性もすごく重視しているんですよね。特にお金や医療などYMYL系のコンテンツを扱うときは要注意。
特にオウンドメディアでは、外部ライターを多数使ってコンテンツの量産を目指すケースもあります。この場合正確性が疎かになりやすいので、気を付けましょう!
かつて他のWebサイトからのリンクが多いとページランクが上がりSEOにプラスになる、という話もありましたよね(現在ページランク自体廃止されていますが)
最近は被リンクのほか、引用されたりSNSで紹介されたりすることが多いコンテンツは、「コンテンツの質が高い」とみなされGoogleの評価が高いと言われています。
コンテンツの質を上げるにはさまざまな取り組みが考えられますが、まず重要なのが外部サービスの活用!例えばコンテンツの質に関わる検索意図(インテント)なんて、社内だけでは想定しきれませんよね。
内製ではどうしても社内の目線でしかコンテンツを制作できませんし、人材不足という問題も大きいのでは?内製するメリットももちろんありますが、コンテンツの質を維持するには可能な範囲でアウトソースすることを考えたいところ。
代行サービスというと「コンテンツの質より量」というイメージはありませんか?でも最近はGoogleアルゴリズムアップデートに合わせて、こうしたコンテンツの質を重視した代行サービスも登場しています。
例えば「STEP UP POST」は、「E-A-T」をおさえた専門性の高いコンテンツも依頼できる代行サービス。さらに記事作成とあわせてSNS投稿もまとめて依頼することもできるそうです(オプションですが)。
普段からやりとりしていて気心の知れた制作会社があれば、もちろんその会社に代行を依頼するのも有効。ただし依頼先が1社だけでは、キャパシティが心配ということもあります。代行サービスも検討しておくと、コンテンツの質を保ちやすくなるはずです!
オウンドメディアでは、複数の外注先にコンテンツ制作を依頼することも多いですよね。ここで重要になってくるのが、チェック体制。
社内でチェックしているという方も多いと思いますが、実は社内のチェックだけでは不十分。例えば社内ではふつうに使っている用語が、一般ユーザーには理解できないということもあります。
それと校閲作業は経験が少ないと、無駄に時間がかかってしまうんですよね。社内で対応しようとすると、時間がかかるのでどうしても後回しになってしまいがちです。
そこで社内チェックとあわせて検討したいのが、第三者によるコンテンツのチェック。外部の視点が入ることで、誰が読んでもわかりやすく正しいコンテンツとなります。つまりコンテンツの質を高めることができるというわけです。
ただ外部の人にチェック作業を頼むと、「コストがかかる」「チェック品質が気になる」といいう問題もありますよね。第三者のチェック体制を整えるには、専用ツールの利用を考えたいところ。
誤字脱字のチェックができるツールはいろいろとありますが、最近は内容のチェックもできるツールが登場しています。例えば「文賢」というクラウド型ツールは、「誰が読んでもわかりやすいかどうか」「差別など炎上しそうな内容になっていないか」といったところも、チェックできます。
実際にある保険系オウンドメディアでは、こうしたチェックツールを利用してチェック作業の効率化につながったそうです。この事例では、社内で誤字脱字や表記ゆれをチェックする手間が減ったことで、さらにコンテンツの質を高める作業に集中できるようになりました。
便利なツールですが、やはり気になるのはコスト。例で挙げた「文賢」の場合、月額で約2,000円かかります。オウンドメディアだけではなくプレスリリースなどの社外向け文書のチェックに使えば、必要コストとみなせるかもしれません(利用形態によっては複数のライセンスが必要になる場合があります)。
2021年のオウンドメディアでSEOに取り組むなら、やはりコンテンツの質は外せない重要な要素。オウンドメディアの運営においても、コンテンツの質に関係する「E-A-T」や検索意図(インテント)、正確な文章といったポイントを意識したいところ。
とはいえ社内だけで対応すると、どうしても無理が出てきます。コンテンツの質を保ちつつ、代行サービスなど外部を活用することも検討しましょう。
またチェック作業を外部にアウトソースすることで、さらにコンテンツの質を上げることにつながります。コンテンツの質の上げ方がよくわからない」「SEOの効果がなかなかでない」というときはこうした施策もトライしてみてはいかがでしょうか?
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