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大切なのは、正しいポジションの確立、そして最適なコンテンツの配信です。

CASE - 事例紹介

Update 2020.10.06

起業・副業系オウンドメディアはなぜ急増?4事例に見る目的とは

働き方改革の推進により、2019年ごろから注目を集めている起業や副業。こうしたトレンドもあって、起業や副業にまつわるオウンドメディアの事例が急増しています。

これからライフスタイルや働き方をテーマにオウンドメディアを考えている、という方も多いかもしれません。実は起業や副業といったテーマは、オウンドメディアと親和性が高いんです!

そこで「ノマドジャーナル」をはじめとした起業・副業系オウンドメディアの4事例について、オウンドメディアを立ち上げた目的や狙う効果を探っていきます。

SEOで集客に成功した副業系オウンドメディア事例「ノマドジャーナル」

「ノマドジャーナル」は、フリーランスとして独立起業した方や、副業に取り組むパラレルワーカーの方向けのオウンドメディア。2017年にスタートしたオウンドメディアながら、副業系キーワードで検索結果の1位に表示される記事も多くなっていす。

ノマドジャーナルでは、なんとスタートから約8か月で月間UUが約15倍に急増。こうした成果につながったのは、読者ターゲットの明確化やペルソナ設計、キーワード選定といったSEOをしっかり取り組んだということが大きな要因。さらにコンテンツのクオリティも意識して「読まれる記事作り」に注力したことも大きいようです。(※参考)

ノマドジャーナルを運営している株式会社サーキュレーションは、副業に取り組むパラレルワーカーに副業を紹介するサービスなどを行っています。つまりノマドジャーナルを通じて新たなパラレルワーカーと接点を持ち、サービスへ登録してもらうという目的があると考えられます。

実際にノマドジャーナルを見ると、記事下のCTA部分にはパラレルワーカーへ副業を紹介する「Open Research」というサービスへの動線が用意されています。こうしたオウンドメディア全体の設計も計算されていると思います。

ノマドジャーナル
https://nomad-journal.jp/

(※参考)https://mieru-ca.com/blog/circulation/

人事分野に特化した副業系オウンドメディア事例「パラれる」

副業というテーマながら、人事や採用分野に特化している「パラれる」。ローンチしてまだ1年という新しい副業系オウンドメディアです。コンテンツとしては副業しているパラレルワーカーのインタビュー記事、副業人材を活用している企業のインタビュー記事、人事系のハウツー記事という3つに分かれています。

「パラれる」を運営する会社「株式会社コーナー」は、人事や採用分野に特化し、企業に副業人材を紹介するサービスを展開しています。事業内容としては、ノマドジャーナルを運営する会社に近いですね。紹介サービスを開始した3か月後(2019年9月)にオウンドメディア「パラれる」をローンチしました。

「パラれる」では副業を始めたい個人だけではなく、「副業人材を活用したい企業」両方と接点を持ちたいという狙いがあると見られます。

なおノマドジャーナルのように直接サービスへの登録の動線がないといのも「パラれる」の大きな特徴。代わりに個人もしくは企業からの掲載希望フォームを設けています。これはサービスに直接登録させるのではなく、まず取材対象として接点を持つという戦略がうかがえます。

パラれるの運営会社の場合、事業を始めてまだ約1年ということもあり、まずはネットワークを広げたいという意図があるのではないでしょうか。このあたりは、同じ副業系オウンドメディアでも、ノマドジャーナルと戦略の違いがはっきりしていて面白いですね!

パラれる
https://media.corner-inc.co.jp/

資金調達ノウハウに特化した起業系オウンドメディア事例「Entriez」

「Entriez」は、スタートアップやベンチャーなどの起業家に向けて情報を発信しているオウンドメディア。起業に関するオウンドメディアは最近増えていますが、「Entriez」は出資や融資、助成金など資金の調達に関するコンテンツが充実しています。

実はこのオウンドメディアの運営会社であるイークラウド株式会社は、株式投資型クラウドファンディング事業を展開しています。

※株式投資型クラウドファンディングとは、起業家がインターネットを使ったクラウドファンディングの仕組みを使って事業資金を個人投資家から集める方法のこと

つまり自社サービスと関連性の高い資金調達関連のコンテンツを厚くすることで「自社サービスの知名度を上げて起業家との接点を持ちたい」という狙いがうかがえます。

特に株式投資型クラウドファンディングのように先進的なサービスにとって、オウンドメディアは最適かもしれません!起業家に新しい資金調達方法があるということをオウンドメディアのコンテンツを通じて知ってもらうだけではなく、理解を深めてもらうこともできますよね。

Entriez
https://entriez.jp/

起業家に特化した起業系オウンドメディア事例「DIMENSION NOTE」

「DIMENSION NOTE」も「Entriez」と同じく、投資関連企業が運営している起業家向けオウンドメディア。ただし「Entriez」が資金調達に関するコンテンツが多いのに対して、DIMENSION NOTEは起業家のインタビュー記事がメインとなっています。

「DIMENSION NOTE」を運営するのは、ベンチャー向け投資ファンドを手掛けるDIMENSION株式会社。投資先の選定において「人(起業家)」を重視していて、オウンドメディアの起業家にフォーカスするというコンセプトにもつながっています。自社の知名度やサービス認知とあわせて、企業やサービスの理念も反映させているわけです。

インタビュー記事も1人の起業家で5記事設けるなど、かなり深掘りしている姿勢がうかがえます。さらに2020年にはYouTubeの公式チャンネルを開設し、起業家へのインタビュー動画も公開しています。

サービスや企業の理念に基づき、他の起業家向けオウンドメディアと明確に差別化する戦略は、参考になりそうですね!

DIMENSION NOTE
https://circu.co.jp/news/category/press-release/

起業・副業系オウンドメディアは目的とターゲットが明確

「ノマドジャーナル」や「パラれる」は、「パラレルワーカーや企業との接点を増やしたい」というのが主な目的。「Entriez」と「DIMENSION NOTE」の2つは、「投資先となるベンチャー企業との接点を増やしたい」という目的でオウンドメディアを運営しています。

つまり今回紹介した4事例、一般的なオウンドメディアと比べて目的やターゲットがかなり明確になっていると言えます。目的が明確ということは、効果がわかりやすいということ。

実際に「ノマドジャーナル」でもSEOに取り組んで月間UUが15倍になったのに伴い、オウンドメディア経由で登録したユーザーも11倍に急増したそうです! 目的がはっきりしているからこそ、効果測定もしやすいわけです。

まとめ

今回紹介した事例の他にも、起業や副業をテーマにしたオウンドメディアは増加傾向にあります。多様な働き方に注目が集まっている影響もありますが、実は起業や副業といったテーマはオウンドメディアに向いているんですよね。

これはSNSだと起業や副業といったテーマが語りづらいというのもひとつの理由。起業時の資金調達や副業の始め方といった内容はどちらかといえばSNSでオープンにしづらいところがありませんか?ですからオウンドメディアを使ったほうがターゲットにアプローチしやすいと言えるのではないでしょうか。

また起業家へのインタビュー記事や副業制度の解説記事などは、わりとボリュームのある内容になりがちなのでSNSに向きません。全文はオウンドメディアに載せる、という流れになるわけです。

4つのオウンドメディア事例は目的も明確ですし、ある分野に特化したコンテンツで他社との差別化に成功しています。これから起業や副業をテーマにしたオウンドメディアの立ち上げを検討している方は、このあたりを参考にしてみてはいかがでしょうか?

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