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Update 2020.07.15

Webコンテンツ制作を無料でプロに頼める!プロボノ活用4つのコツ

オウンドメディア運営の悩みといえば、やはり「コンテンツの質と量をどう保つか?」というところではないでしょうか。ある調査でオウンドメディア担当者が抱える課題を聞いたところ「コンテンツの質・量の担保が難しい」という回答が上位に来ています(※1)。

限られた予算で質と量の高いWebコンテンツ制作をするかは、大きな課題ですよね。このサイトでも、以前「ツテがないオウンドメディア担当者もOK!誰でもできるライターの集め方」で解説しました。

最近では新たな人材として、「プロボノ」という存在に注目が集まっています。プロボノとは、専門スキルを持った人が無償で仕事を請け負ってくれる人や活動のこと

もちろん何でもタダでやってくれる、というわけではありません。でもプロボノをうまく活用できれば、コストを抑えながら専門スキルを持つ人材にWebコンテンツ制作をサポートしてもらえます!

そこでオウンドメディアなど自社Webサイトを担当する方向けに、今知っておきたいプロボノの集め方やコツをまとめました!

※1出典:BtoB企業の6割がオウンドメディアに積極的/運営中の3割が効果実感までに1年以上【ベーシック調査】(MakeZine)

プロボノとは?ボランティアとどう違う?

プロボノはもともとラテン語からきているワードなのですが、ビジネスパーソンが専門知識やスキルを活かしてボランティア活動をすることを言います。街の清掃活動などいわゆるボランティア活動との違いは、プロボノは「専門知識やスキルを活かす」というところ

例えば弁護士や会計士がNPOなど社会貢献に取り組む団体をサポートするのが一般的なプロボノのイメージですね。最近ではライターやWebマーケターなど、Webコンテンツ制作やWebマーケティング系の職種でもプロボノに取り組む人が増えています

プロボノのメリットは「専門家に無報酬で依頼できる」「新たな人材と出会える」

プロボノはボランティアの一種なので、報酬は基本的にありません。無報酬という点はプロボノを活用する企業にとっては大きなメリットです!またこれまで付き合いのないジャンルの人と知り合えるメリットもあって、新たな企画やアイデアが生まれる可能性も高いと思います。

なおプロボノをする側としては「社会に貢献できる」「本業とは違うジャンルでチャレンジできる」「自分の実力を社外で評価してもらえる」といったところがモチベーションとなっています。

プロボノのデメリットは「時間が限られる」「人材探しが難しい」

ただしプロボノをする人はビジネスパーソンの方がほとんど。そのため本業となる仕事を持ちつつ、副業のようなかたちでプロボノに取り組むスタイルが主流です。つまり本業の合間に対応してもらいますので、プロボノでは業務に充てられる時間が限られることは知っておきたいところです。

また最近ではプロボノというワードを聞く機会も増えてきましたが、まだまだ日本ではプロボノに取り組む人は多くありません。ですからプロボノを活用する側としては、どうやってニーズにあうプロボノ人材を探すかが大きな課題になります。

Webコンテンツ制作でプロボノを募集する方法

プロボノを募集する場合、大きく2つの方法があります。

(1)プロボノのマッチングサイトを使う

日本でもここ最近、プロボノ活動したいビジネスパーソンと、プロボノに業務を依頼したい企業や団体をマッチングするサービスが増えてきました。

<プロボノマッチングサイトの例>

マッチングサイトを使う場合、企業や案件に条件があったり事前審査があったりすることが多いですね。一般企業では利用できないケースもありますので、事前にチェックしておきましょう。

(2)オウンドメディアやSNSを使ってプロボノを募集する

プロボノのマッチングサイトを使わない場合、自社で独自にプロボノの募集をかけることになります。オウンドメディアなどの自社サイトやSNSを使って募集をするのが基本ですね。ある程度オウンドメディアの活動やコンセプトを理解している方にリーチできるのがメリットです。

ただし独自に募集をかけるため、募集した後の選考や手続きなどは全て自社で対応する必要があります。あらかじめ募集から実施までのシナリオを想定しておきたいところ。また無報酬と言っても契約は必要ですので、契約内容についてもあらかじめ整理しておきましょう。

プロボノにWebコンテンツ制作を頼むときの4つのコツ

手軽になってきたとはいえ、なかなかプロボノを募集するのはハードルが高いですよね。そこで、オウンドメディアなどWebコンテンツ制作関連のプロボノを募集するときのコツを4つまとめました。

(1)プロボノが関心を持つテーマで募集しよう

例えば地域情報を扱うオウンドメディアなら「一緒に地域活性化を目指す方を募集!」というテーマで募集する方法もあります。社会貢献を意識しているプロボノの方に関心を持ってもらえる可能性が高くなりますよね。

また子育て系オウンドメディアであれば、「周囲に子育てのことを相談できない人向けの情報を提供してもらえませんか?」というテーマで募集をかけてみる方法もあると思います。社会貢献・地域貢献といったところを意識して募集内容を検討してみてください。

社会貢献のほかにも、スタートアアップ企業を応援したいという方もいます。こういったテーマで募集をかけるのもひとつの方法。プロボノをする方が、どんなモチベーションで活動するかをイメージしてみてください

(2)職種を限定せず、幅広いジャンルで募集しよう

まだまだ日本では、プロボノとして活動する人が多くないという現状があります。そのため職種や業務内容を限定しすぎると、募集しても集まらないということも多いんですよね。ですから例えばオウンドメディア運営なら、Webコンテンツ制作全般というように広めにして募集する方がおすすめです。

Webコンテンツ制作全般としておけば、記事のライティングだけではなく「校正業務は得意です!」という方や「ページのデザインは手伝えます」という方が応募してくれる可能性も出てきます。

またWebコンテンツ制作の中でも、SEOや記事構成、WordPress対応といった業務なら対面する必要がありません。こうしたリモートでできる業務なら、地方に住んでいる人材とマッチングできる可能性も高まります!プロボノの場合は職種や地域をなるべく広めにして募集するのがコツです。

なおプロボノは現役のビジネスパーソンだけではなく、子育て中で休職している方や定年によりリタイヤしている方などもいます。こうした方は比較的時間に余裕を持っている方もいるので、テーマがマッチすれば狙い目かもしれません。

(3)プロボノにとってもメリットがあるように工夫しよう

無報酬で依頼できるプロボノですが、やはりプロボノする人にとって何かしらメリットがないと応募につながりにくいのも事実。例えば地域のオウンドメディアなら「地元の人たちと交流できて人脈が広がります!」というメリットを一緒に告知するのも有効ではないでしょうか。

自社の強みや得意な分野を生かして、プロボノをする人にとってもプラスになることをかならず付け加えたいところです。

(4)あくまでサポートしてもらうというスタンスを忘れずに

プロボノは本業を持つ方が多いため、時間の制約があります。そのため大量の業務を短期間に依頼するようなときには向いていません。

Webコンテンツ制作でも、業務の一部を担当してもらったり業務フローのアドバイスをもらったりというように、サポートをしてもらうスタンスでお願いするのがおすすめです。

「Webコンテンツ制作の予算はあまりないけれど、専門的な人に助けてもらいたい」というシーンはどうしても出てくると思います。そんな時に備えてプロボノという選択肢があるということもぜひ知っておきましょう。いざというとき活用できます!