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WordPress製オウンドメディアを簡単にサーバ移転する方法

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WordPress製オウンドメディアを簡単にサーバ移転する方法

オウンドメディアを運営していると、他のレンタルサーバに乗り換え(移転)したくなるというタイミングが出てきます。「容量の大きなサーバに乗り換えたい」「安いサーバに移転して固定費を抑えたい」「自社サーバが使えなくなったので外部を探している」など…いろいろなケースがありますよね。

こんなときオウンドメディアを運営されている方が悩むのが、どうサーバを移転するかということではないでしょうか。特にWordPressを使っているオウンドメディアでは、データの移行などいろいろな作業が発生します。万が一うまくサーバ移転できないとオウンドメディアが一時的に止まってしまったり、SEOに影響が出たりすることもあります。

できれば費用をかけずにオウンドメディアをサーバ移転したい!という方も多いのではないでしょうか。そこでまずWordPressの管理画面からデータを移行する方法をまとめました。

ただし、サーバの移転はデータの引っ越しだけでは終わりません!そこでできる自分で全部やりたい」「自分で作業する自信がないので外部にお任せしたい」という2パターンで、WordPress製オウンドメディアのサーバを移転する方法を紹介します。

コストをかけずにWordPressサイトのデータを移行する3つの方法

まず気になるのが、「WordPressに登録したデータをどう移すか?」というところではないでしょうか。WordPressでは管理画面からデータを引っ越しすることも可能です。代表的な方法を3つ紹介します。

(1) WordPressのインポート・エクスポート機能を使う

おすすめ度 ★☆☆

WordPressに備わっているインポート・エクスポート機能を使うというのが、最もベーシックなやり方ですね。旧サーバの管理画面からデータをエクスポートして、新サーバの管理画面からデータをインポートするという手順で、わりと簡単にできると思います。

注意したいのは、インポート・エクスポート機能では全てのデータを移転できるわけではないということ!例えばテーマやプラグインなどは、このインポート・エクスポート機能には含まれません。そのため新サーバであらためて旧サーバと同じ設定を手動で行うことになります。

(2)データ移行専用のWordPressプラグインを使う

おすすめ度 ★☆☆

WordPressには、データを移行するためのプラグインもいろいろありますよね。有名なプラグインと言えは「All-in-One WP Migration」でしょう。インポート・エクスポート機能に含まれなかったテーマやプラグインなどのデータも含めて、丸ごと新サーバに移すことができます。

手順としては旧サーバと新サーバ両方にプラグインを入れておき、データをエクスポート・インポートする流れです。

作業は難しくないんですが、この「All-in-One WP Migration」プラグインを使うときはデータ量に注意が必要です!無料版では移行できるデータ量に上限があり、容量をオーバーする場合は有料オプション(2020年6月現在で価格は69ドル)を購入する必要があるんですよね。

(3)レンタルサーバのデータ引っ越しサービスを使う

おすすめ度 ★★☆

最近ではレンタルサーバ側でWordPressのデータ移行ツールを用意しているところもあります。お名前.comやエックスサーバ、ロリポップといったレンタルサーバでこうした簡単移行ツールを提供しています。

いずれのツールも基本的な手順は同じで、新旧サーバのWordPress情報を登録すると自動的にデータが移行されるという流れです。他の方法と比べてインポートやエクスポートの手間がないので手軽ですね。データ移行することがわかっているなら、こうした簡単ツールを用意しているレンタルサーバを選ぶのがおすすめです。

※WordPress簡単移行ツールについては、各レンタルサーバのサイトでご確認ください。

お名前.com レンタルサーバー(独自ドメイン実質無料)

レンタルサーバー Xserver

WordPressを使うならロリポップ!

簡単移行ツールでほとんどのデータは移行されますが、「htaccess」ファイルや一部のプラグインなどは移行対象になっているケースが多いようです。移行対象外のファイルについては、事前に各レンタルサーバのサイトでチェックしておきましょう

WordPressのデータ移行だけではなく、ドメイン移転などの全作業を委託する

おすすめ度 ★★★

上記で紹介した3つの方法は、はあくまでWordPressのデータを移行するためのもの。でも実際にオウンドメディアのサーバを移転するとなると、実は他にも作業は発生します。

オウンドメディアのサーバを移転する基本的な流れ(例)

  • 新サーバの契約、初期設定
  • WordPressなどのデータの移行作業
  • ドメイン・ネームサーバの設定変更
  • ドメインに紐づくメールの設定
  • 旧サーバの解約

WordPressで作ったオウンドメディアというと、どうしてもデータの移行にばかり注力してしまいます。でも実際にはそれ以外にも細かいことをこなす必要がありますよね。

特に気を付けたいのが、オウンドメディアに使っているドメイン関連の作業。よくあるのがメールの設定変更を忘れてしまうケース(ドメインやネームサーバを変えると、メールサーバの設定情報も変わります)。こうなると、重要なメールを受け取れない事態になるので要注意です!

「自分で全部作業するのはちょっと心配がある」「作業する時間がなかなかとれない」というときは、サイトの引っ越し作業全体を外部の業者へ委託するという方法もあります

例えばレンタルサーバ会社の「エックスサーバ」では、サイト全体の引っ越し作業をサーバ会社のエンジニアが代行するサービスも提供しています。

レンタルサーバー Xserver詳細はこちら

また、WordPressサイトの引っ越し作業代行に特化したサービスもあります。例えば「サイト引越し屋さん」というサービスでは、WordPressで作成したサイトのデータ移行やドメイン・メール・SSLなどの設定を含めた全作業を委託できます。

データのバックアップや賠償責任保証があるのは、代行サービスの大きなメリットですね。

サイト引っ越し屋さん詳細はこちら

ただし引っ越し代行サービスを利用すると、数万円程度のコストがかかります。この点が気になるという方も多いかもしれません。でもこれはオウンドメディアのサーバを引っ越す際に一時的にかかるコストで、その後のランニングコストがずっと増えるというわけではありません。また専門家が作業してくれるという安心感がありますね。

社内にサーバやドメインに詳しい人がいない、もしくは以前はいたけど退職してしまったということもよくありますが、無理に社内で作業すると作業に漏れがあったりトラブルにつながったりすることも。作業に不安があるときは、多少のコストをかけても代行サービスを使った方が安全でスピーディーに対応できると思います。

まとめ

WordPressで作ったオウンドメディアのサーバ移転を考える時、気をつけたいポイントは2つあります。

1) 自分でサーバ移転作業をするか、コストをかけて外部に委託するか方向性を決める

今回は大きく2パターンで紹介しましたが、まず自分で作業するか?外部に委託するか?という方向性を決めておくことがポイントです。それぞれのメリットデメリットを踏まえ、社内の状況(作業できるスタッフがいるか、時間が取れるか)をもとに検討しましょう。

2) レンタルサーバを決める前に、どうサーバを移転させるかという方法を考える

上記で紹介したように、レンタルサーバによって簡単にデータを移行できるツールを用意していたり、自社エンジニアによる代行サービスを提供していたりするケースもあります。

レンタルサーバを選ぶとなると月額費用や容量などをメインに検討すると思いますが、サーバ移転に関するサービスがあるかどうかもチェックしておきたいところです。