ハウツー

オウンドメディアのキーワード選定

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

どのようなオウンドメディアを作ろうとお考えですか?テーマは決まりましたか?幅広いテーマで多くの記事を書こうとしているのであれば、まずはテーマを絞ってオウンドメディアを運用していくことをおすすめします。その上で、テーマに合ったキーワードを選定し、そのキーワードを中心にコンテンツを作成しましょう。キーワードの選定を適切に行うと高いSEO効果を期待できます。ここでは「キーワード選定の重要性」と「キーワード選定のためのツール」をご紹介します。

Googleの検索エンジンアルゴリズムを理解しよう

Googleは検索順位を決定するための要素として200以上の検索アルゴリズムを使用しています。このアルゴリズムは非公開となっています。さらに、このアルゴリズムは頻繁に変更されています。なぜなら、ユーザーが求めている情報を的確に提供できるようにアップデートし続けているからで、それがGoogleの目標でもあるからです。

ここで理解して欲しいのは、「Googleのアルゴリズムの要素」ではなく「Googleがアルゴリズムを作成する際の考え方」です。Googleは「ユーザーが求めている情報を的確に提供できるようにする」ことが目標です。つまり、検索エンジンで上位表示されたければ、ユーザーが求めている情報を常に提供し続ければ良いのです。

よって、サイト全体でキーワードが統一されている方が、そのキーワードについての評価は高くなる傾向にあります。なぜならば、「このサイトはこのキーワードについての記述が多くあるので、このキーワードの情報を多く持っているサイト」とGoogleから判断してもらえるからです。

このようにキーワードをサイトの中で統一させることはSEO的に判断しても有効であることがわかります。ただ作成したいコンテンツを作成するのではなく、キーワードを統一させてその中で作成するべきコンテンツを作成しましょう。

キーワード選定は重要

オウンドメディアを運営する上で、テーマが統一されていない記事を何件書いてもGoogleから高い評価を得ることは難しいです。なぜなら、せっかく書いた記事がページ単一の評価しか得られずサイト全体としての評価を得られないからです。よって、Googleから高い評価を得るためにはオウンドメディアのテーマを定め、テーマを統一したサイトを運用する必要があります。さらに統一したテーマでサイトを運用していく際に、やみくもに記事やコンテンツを作成するのではなく、軸となるキーワードを準備しましょう。キーワードを準備することでコンテンツを作成する際に、そのキーワードを中心にコンテンツを展開していけばよいのでサイトの軸がぶれることがないからです。

ユーザーが求めている情報をキーワードから調査しよう

ユーザーが求めている情報を調査するには「キーワードの検索数」が重要な指標となります。ユーザーが多く検索しているキーワードこそニーズのあるキーワードだと判断することができるためです。ですので、オウンドメディアのテーマが決まった後は、キーワードの選定を行いましょう。オウンドメディアのテーマを元に近しいキーワードを用意し、そのキーワードの検索数を調査し、できるだけ検索数の多いキーワードを記事のテーマとして展開しましょう。ここではキーワードの選定および検索数の調査に活用できるツールをご紹介します。

Google Adwords キーワードプランナー

場所: https://adwords.google.co.jp/keywordplanner

Googleでの月間検索数を概要で知ることができます。

オウンドメディアのテーマに関連するキーワードを月間検索数を元に決定しましょう。

テーマに関連するキーワードを入力すると似た意味のキーワードの月間検索数が表示されます。似た意味のキーワードでも月間検索数の多いキーワードを選ぶようにしましょう。

例えば、「おかき」を紹介しているサイトを作ったとしてテーマを「おかき」にした場合、おかきに関するコンテンツを作成すると思いますが、キーワードプランナーで調査するとその4倍近い検索数で「せんべい」がキーワードにあります。

「おかき」と「せんべい」は異なるものではありますが、検索数で判断すると「せんべい」にした方がユーザーが4倍多いこととなります。こういった場合は、おかきのコンテンツの中に「おかきとせんべいの違い」などの「せんべい」に関するコンテンツも用意することで、「せんべい」でのSEOも期待できます。こういった例もあるので、キーワード調査は非常に重要なものです。

ただ、検索数が多いからといってテーマとは関係のないコンテンツを作成するのはやめましょう。テーマには統一性があった方がサイト全体の評価が上がるからです。

Yahoo!キーワードアドバイスツール

場所:Yahoo!リスティング広告管理ツールの「スポンサードサーチ」タブから遷移

Yahooでの月間検索数を概要で知ることができます。
Googleでの検索数と合わせてキーワードを選定することで、より正確にキーワードを決定することができます。Googleキーワードプランナーでもそうですが、メインのキーワードと合わせてよく検索されるキーワードリストも表示されその月間検索数も表示されます。

Google トレンド

場所: https://www.google.co.jp/trends/

Googleでの最新の急上昇ワードを視覚化されたデータで確認し、周囲で人気の話題がチェックできるサービスです。また、調べたいキーワードを入力すると検索ボリュームの推移を見ることもできます。複数キーワードを比較することもでき、先ほど例に挙げた「おかき」と「せんべい」の検索ボリュームの差も調べることができます。

メインのキーワードが決まったら、それと同じ意味のキーワードを類語辞典で検索しましょう。似たキーワードも用意しておくことでメインキーワードを支える力となります。また、類語の方が検索数が多かったということもありえますので、他にも言い換えの言葉がないのかを調査することは大切です。

キーワードの選定ができたらテーマを広げよう

ツールを使ってキーワードの選定ができたら、まずはそのキーワードを中心としたコンテンツや記事を作成しましょう。さらに類語や近しいキーワードでテーマを広げてコンテンツの幅を持たせましょう。サイト全体でキーワードが統一されていてコンテンツのボリュームが増えるとSEOに強いサイトとなります。キーワードは単一のものだけでなく、「せんべい 人気」や「せんべい 種類」といった、掛け合わせキーワードも重要視しましょう。ビッグワードで狙うよりも掛け合わせキーワードのようなミドルワードで狙うと競合も減るので、検索順位を上げやすくなりますし、ミドルワードをサイト内に用意することでビッグワードの記述も増えるので、ビッグワードの評価も上げることができます。

最後に

ここまでオウンドメディアの運用には必要なキーワードの選定方法や重要性をご紹介してきました。ユーザーのニーズを理解し、求めている情報を提供し続けることこそがオウンドメディア成功の秘訣となります。ユーザーが求めている情報を探すにはペルソナの設計やカスタマージャーニーも重要ですが、実際のデータとして検索されているキーワードから探すという方法もあります。また、ペルソナを設計してこのキーワードは検索するだろうと考えた時にきちんと検索数を調べておくことでどの程度の効果が期待できるキーワードなのかも探ることができます。

キーワードが定まらない場合はもちろんですが、キーワードが定まった場合もきちんと検索数を調査し、最適なキーワードであるかを調査する必要があります。