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2020年オウンドメディアを始めるなら絶対見るべき2つのトレンド

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2020年オウンドメディアを始めるなら絶対見るべき2つのトレンド

2020年、これからオウンドメディアを立ち上げようかと考えている方にとって、今からオウンドメディアを始めても大丈夫かな、というところが気になるところではないでしょうか。実は2019年ぐらいから「オウンドメディアのトレンドってもう終わってる?もしかしてオワコン?」みたいな意見もあります。でもその一方で、新たな取り組みで成功しているオウンドメディアも出てきています。

オウンドメディアに限った話ではありませんが、トレンドの変化も早く少し前の常識が通じなくなってきました。そこで2020年これから新たにオウンドメディアの立ち上げを考えるとき、必ずおさえておきたい2つのトレンドをまとめました。

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(1 )「とりあえず集客」というオウンドメディアは厳しくなってきている

2019年を振り返ると、それなりに知名度の高いオウンドメディアが閉鎖するというニュースが目立ちました。以前このサイトでも紹介したぐるなびの「みんなのごはん」や、睡眠関連の情報を発信していた「フミナーズ」といった、大手オウンドメディアも2019年にクローズしています。こういった動きはあまり今までになかったので、驚いた方も多いかもしれません。

(参考)ぐるなびも!大手オウンドメディアが更新停止・終了する理由

クローズしたオウンドメディアを見ると、しっかりアクセス数を稼いでいるオウンドメディアでもクローズするところがもあるんですよね。集客がうまくいっていても、集客目的だけではオウンドメディアの継続は厳しくなってきていると言えます。あとは規模が大きいだけに運営コストがかさんで、費用対効果が厳しかったのかな、という気もします。

一方で、業界によってはどんどんオウンドメディアが立ち上がっているなんてところもあります。例えば最近目立つのが採用関連ですね。ここ最近では「オウンドメディアリクルーティング」という新たなワードが注目されていて、採用系オウンドメディアを立ち上げるのがちょっとしたブームになってきています。

こういった採用系オウンドメディアを見ると、やはり集客だけしているわけではないようです。自社の働き方や考え方に共感してもらえる人を集めることに重点を置いていて、いわば「ファンの獲得」を目指しているように見えます。オウンドメディアリクルーティングでは、自社についてオウンドメディアを通じてより深く知ってもらいファンになってもらえれば、互いに採用のミスマッチを防げるといったメリットがあるというわけです。

(参考)人事担当必見!オウンドメディアリクルーティング最新事例

つまりただ幅広く集客できたとしても、それだけではオウンドメディアとしての効果は弱いということですよね。むしろ本当に見込み客になりうるターゲットを集客して、そこから固定ファンを増やすところまで考える必要があります。

これからのオウンドメディアは集客だけではなく集めた人をどう固定ファンにしていくか、ここまでの戦略が求められています!このあたりは以前別記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

(参考)今のオウンドメディアはファン獲得が最重要課題

(2)Googleの方針変更に対応するには、従来のSEOやコンテンツ制作のやりかたではつらい

大手オウンドメディアがクローズした要因のひとつかも?と言われているのが、Googleによるアルゴリズムの大幅な変更です。2019年にはYMYL系と呼ばれるジャンルのコンテンツに対して、Googleはより厳しく評価することを発表しました。これは大きな話題になったのでご存知の方も多いと思います。

YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、お金や生活に直接かかわるジャンルのこと。こういった法律や金融、健康などのテーマは影響力が高いため、Googleではよりコンテンツの正確性や信頼性を重視する、という方向を打ち出しました。

YMYL系オウンドメディアのSEOについては別記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

(参考)Googleも注目のYMYL系オウンドメディア、SEOはどうする?

従来オウンドメディアでは「リーズナブルなライターに記事を量産させる」という手法が多かったですよね。でもコンテンツの信頼性や独自性が今後も重視されるようになると、その手法では今後SEOとして効果が出にくくなるというわけです。ここもオウンドメディアとして継続していけるかどうかの分かれ道になるのではないでしょうか。おそらくクローズしたオウンドメディアでも、問題になっていたのかもしれません(あくまで勝手な予想ですが)。

今やFacebookやTwitter、InstagramなどのSNSで個人が自由に情報をバンバン発信していく時代。独自性のないコンテンツをオウンドメディアで量産しても、効果が出にくいと言えるでしょう。

その一方で、独自のコンテンツをもとに成功しているのが大学のオウンドメディア。学生や教員などを登場させることで、オリジナリティがあって正確性・信頼性も高いコンテンツを作れるというのは大学の強みです。以前このサイトでも紹介しましたが、明治大学や東洋大学など、このところオウンドメディアに力を入れる大学が急増しています。

(参考)学生向けだけじゃない?大学オウンドメディア4事例の戦略

採用以外でも成功しているオウンドメディアはある

オウンドメディアがクローズする一方で、上記で紹介した採用関連や大学のオウンドメディアなど成功しているオウンドメディアもあります。それ以外にも、例えばブランド品などのリサイクルショップを全国展開している「コメ兵」も、オウンドメディアで成功した事例のひとつ。

コメ兵が運営している「KOMERU(http://komeru.komehyo.co.jp/)」というオウンドメディアでは、ブランド好きな若い女性をメインターゲットに設定。集客はもちろんですが、ファンの獲得につなげているそうです。またSEOやコンテンツについては自社ではなく外部パートナーを活用しています(※1)。オウンドメディアの運営に慣れていない社内で無理にやりくりするのではなく専門家に任せたという点も、オウンドメディアが順調な理由ではないでしょうか。

これからオウンドメディアを立ち上げるにはどうすればいい?

従来はオウンドメディアというと「とりあえずコンテンツを多く作ってSEOを頑張ればPVを稼げて参入しやすい」みたいなイメージがありました。ところが2019年の動きを見ていると、よりハードルは上がっているように感じますね。このあたり2020年、これからオウンドメディアを立ち上げようかな、と検討しているなら絶対に知っておくべきポイントだと思います。

「集客だけではなく、固定ファンを増やすための戦略を立てる」「Googleの対応にあわせて、独自性・正確性・信頼性を維持できるコンテンツ制作体制をつくる」といったところを意識していけるオウンドメディアが生き残る時代になってきていると言えます。とはいえ、もちろんコストをかけすぎても費用対効果が厳しくなってきますので、バランスがとれているかも重要なんですが。

こうしたバランス感覚は、やはりオウンドメディアの構築・運営経験がないと難しいでしょう。ですからオウンドメディアを社内でゼロから立ち上げようとするよりは、経験豊富な外部パートナーと組む方が現実的ではないでしょうか?トレンドをおさえつつ、効果にこだわる外部パートナーを選ぶことが成功の近道だと思います!

※1参考:企業のオウンドメディアブームが再燃 月間50万PV達成 コメ兵「KOMERU」の運営術
https://mag.sendenkaigi.com/senden/202002/ad/018031.php