CASE - 事例紹介
オウンドメディアのSNS活用事例(Twitter編)
2017.07.21
戦略をもってオウンドメディアを運営すれば、見込客は自然に集まります。
大切なのは、正しいポジションの確立、そして最適なコンテンツの配信です。
SEO - SEO対策
2019年9月から10月にかけて行われたGoogleアルゴリズムのアップデート。大きな影響を受けたというオウンドメディアも多いかもしれません。特にここ最近のGoogleアップデートの影響を受けたと言われるのが、YMYLと呼ばれる一部ジャンルのサイトです。
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、お金や暮らしに直結したジャンルのこと。YMYLに関わるテーマでオウンドメディアを立ち上げている場合、SEOについて見直しが必要になってきています。
特にYMYL系オウンドメディアで重視されているのが、メディアとしての専門性や信頼性。これらがあるかどうかによって、検索結果の順位にも影響すると言われています。
もちろん正攻法(いわゆるホワイトハット)でSEOに取り組んでいるオウンドメディアなら、あまり焦る必要はないと思います。とはいえオウンドメディアの場合、立ち上げ当初に基本的なSEOを施したままでそれ以降は特に大きく変えていないところも多いのではないでしょうか?
最近なんとなく検索エンジン経由のアクセス数が減っている、というオウンドメディアはすぐに対策を考えたいところ。そこでYMYL系オウンドメディアがどうやって信頼性を上げていけばいいか、コツを探っていきます!
YMYL(Your Money or Your Life)に関わるジャンルというと、お金や暮らし全般なのでかなり幅広い感じがしますよね。
Googleのガイドライン(※1)によると、YMYLには以下のようなテーマが含まれるということです。
Googleでは、YMYLは「人生に大きく影響する重要なテーマ」と位置付けています。確かに資産運用に関する不確かなコンテンツが検索結果の上位に出てしまうと、大きな問題になりそうです。日本でも数年前、医療系キュレーションサイトの不正確な情報が検索結果の上位に出てしまったということがありました。
YMYLのような重要なテーマについては、信頼性が高い(と思われる)情報を検索結果の上位に載せるというのがGoogleの方針です。ただYMYLにショッピングも含まれるとなると、対象となるオウンドメディアの数はかなり多くなるのではないでしょうか?こうなると、他人事ではないかもしれません!
実は、2015年の時点でGoogleはガイドラインにYMYLに対する姿勢を載せていました。ただ当時日本ではあまり検索結果に影響がなかったこともあり、それほどYMYLに注目は集まっていませんでした。
日本でYMYLに注目が集まったのはここ最近、2018年頃かなと思います。(Googleトレンドで見ると、2018年以降に「YMYL」ワードの検索数が増えています)これは2018年ごろからGoogleのアップデートでYMYL関連のサイトに影響が大きく出たことが大きな理由です。
おそらく、今後もこの傾向は続く可能性が高いと思うんですよね。そのためYMYLに関連する(と思われる)オウンドメディアは、あらためて現状取り組んでいるSEOを見直したほうがよさそうです。
ではYMYL系オウンドメディアがどうSEOを見直せばいいのか、気になりますよね。ここで知っておきたいのが「E-A-T」というキーワードです。
「E-A-T」とは、以下3つの要素をまとめた名称のこと。
GoogleではWebサイト全般の評価にて、E-A-Tにある3つの要素を重視していることをガイドラインで明記しています。この3つの要素はいずれもコンテンツが正確でユーザーに役立つかどうかを図るためのもの。YMYL系オウンドメディアでも、このE-A-Tの要素を高めるとともに、そのことをGoogleに認識してもらう必要があるというわけです。
専門性が高いサイトであれば、やはりコンテンツの信ぴょう性が高いと言えます。専門性を高めるための主なポイントを3つ紹介します。
幅広いジャンルを扱っているオウンドメディアはどうしても専門性が低くなります。なるべくテーマを絞り込んだオウンドメディアにしていく必要がある、と言えそうです。
やはり運営者や執筆者の所属や肩書も専門性につながるのではないでしょうか。他の専門性の高いメディアで活躍している人が参加すれば、そのオウンドメディアの専門性も高まると言えますよね。
専門性の高い他のメディアサイトから引用をすることで、自身のオウンドメディアの専門性を高めることにもつながります。正しい引用はあくまで適切な範囲にとどめましょう。
運営者やコンテンツ制作者が権威のある専門家だったり、権威のある団体だったりすれば、権威性が高いと言えます。一方で運営者やコンテンツ制作者がはっきりしないオウンドメディアや、個人で運営しているブログになると権威性は下がると考えられます。
具体的にどうやって権威性を高めるのか、3つポイントをまとめました。
基本は運営者やコンテンツ制作者の情報をオウンドメディアに記載することが基本となります。そのうえで、運営者がそのジャンルにたけていることを他のサイトでも紹介されていればプラスになるのではないでしょうか。
運営者や製作者を明確にすることは、専門性・信頼性にも大きく影響しますので、オウンドメディアとしては取り組んでおきたい重要課題だと思います。
SEOに限らず、初めて訪れたオウンドメディアでどこが運営しているかは誰でも気になるはず。企業が運営していても、その情報が載っていなかったらもったいないです。
例えば、権威のあるサイトから被リンクを増やしたり、権威のある専門家にコラムを依頼したりする方法もあります。すでに権威のある人や団体と提携することも検討したいところです。
固定ファンが、自身のオウンドメディアについて他のサイトやSNSで語ってくれれば、権威性が高まる可能性があります。固定ファンがつけばアクセス数も安定しますし、ほかのビジネスチャンスも生まれるなどいろんなメリットがあります。
専門性や権威性を見るのも、結局は情報が信頼できるかどうかにつながっていますよね。YMYLは人の人生に大きく関わるお金や健康などの情報ですから、こうしたテーマを扱うオウンドメディアにも信頼性がますます重視されてきています。
信頼性を高めるには、やはり正確な情報を載せることが前提となります。コンテンツ内容に書かれていることの根拠を出典元や引用元を明記して示すことが基本。
また見落としがちですが、広告を掲載しているオウンドメディアの場合、コンテンツと広告のバランスを見直すことも考えたいところ。
コンテンツが広告ばかりというサイトは、コンテンツの信頼性が低いとGoogleに見なされてしまう可能性があります。マネタイズ上広告は外せない場合でも、掲載場所やボリュームの見直しを図った方がいいでしょう。オウンドメディアを運営しているうちにいつの間にか広告が増えた、なんてケースも結構聞きますので。
運営してしばらく経過しているオウンドメディアこそ、最近のGoogleアルゴリズムに合わせてSEOを見直したいところ。意外と気づかないうちにSEOのトレンドも変わっていますよね。もちろん従来から信頼性の高いオウンドメディアを運営していれば問題ないわけですが、アピールポイントが弱い可能性もあります。
2019年9月10月のGoogleアルゴリズムアップデートでは、人材系、食品系、健康系、金融系と幅広いテーマのサイトに影響があったともいわれています。YMYLと言っても結構幅広いですよね。つまりどんなジャンルのオウンドメディアでも、従来のSEOのままでは順位が上がらない、もしくは急落する可能性があるわけです。
あらためてE-A-Tの要素がしっかりあるか、またGoogleに認識してもらえる状態になっているか、といった点を見直してみましょう!
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