ハウツー

PVが5倍!?オウンドメディアのリライト事例に見るスゴイ効果

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
PVが5倍!?オウンドメディアのリライト事例に見るスゴイ効果

オウンドメディア運営を続けていると、PV数が伸び悩んできたな…ということ、ありますよね。対策はいろいろあると思いますが、新たなコンテンツを増やすだけではなく過去のコンテンツをリライトする方法も有効です!

実際にPVを稼いでいるオウンドメディアの中には、リライトをきっかけに大きくPVが上がった、という事例もあるようで。PV5倍、検索流入数7倍というようなスゴイ実績の事例も。

新規コンテンツ制作と比べると、リライトなら低コストでいけそうです。とはいえ気になるところをちょこちょこ直す程度では、十分なリライト効果は出にくいです!課題を整理した上で、戦略を立ててリライトしていく必要があります。

そこで今回はオウンドメディアのリライト事例をもとに、成功するポイントや注意点を紹介します!

スポンサー

1.検索流入数7倍!SEOメインでリライトしたfreeeのオウンドメディア事例

経理クラウドサービスを手掛けるfreee社のオウンドメディアも、リライトでPVを大きく伸ばした事例です。もともとは半年で1,000記事を作成するという、かなりタイトなスケジュールで進めていたそうです。そこで見直しの必要性を感じ、あるタイミングで4か月かけてリライトを実施。その結果なんと検索流入数は前年比で7倍にも上がったそうです。(※1)

とはいえ1,000記事を全部リライトするのは手間もコストもかかりすぎてしまいます。そこでキーワードの重要性や検索ボリュームなどを考慮して優先する記事を絞り込み。さらにリライト対象でも、全面的にリライトするものと一部だけリライトとするものに選別したそうです。

リライトというと「とにかく全部直さないと」と考えがちですが、これって効率が悪いですね。リライトに入る前にまずはGoogle AnalyticsやSearch Consoleなどを使ってアクセス解析、リライトの対象を洗い出し、課題がどこにあるかをチェックするのが第1段階ということですね。

2.ビッグワードで1位達成!アソビューのリライト事例は検索意図がポイント

同じく過去にアップしたコンテンツの効果測定をしっかり行ってリライトに成功したのが、アソビューというレジャー系オウンドメディア。アソビューのリライト事例では、特にユーザーの検索意図を意識してリライトを心掛けているとのこと。(※2)

アソビューの場合、取材する側の思い込みでコンテンツを制作してしまうと、ユーザーが検索する意図とズレが生じやすいことに気づいたそうです。そこでユーザーの検索意図に沿った内容にリライトを実施。「上野動物園」などのビッグワードで1位になるなど、検索上位表示に成功しています。

アソビューの場合はコンテンツマーケティング用ツールを使っていますが、そうでなくても検索キーワードや共起語を調べていくことで、ユーザーの検索意図を見ていくことはできそうです。

またユーザーの検索意図もトレンドとともに変わっていきます。だいぶ前にアップした記事は、このあたりもチェックしながらリライトすると効果が出るのではないでしょうか?

3.古い情報をアップデートしたらPV5倍!ガイアックス社のリライト事例

ソーシャルメディア運用支援などを手掛けるガイアックス社もオウンドメディアのリライトで成果を上げています。こちらもfreeeと同様、過去に作成した約1,000記事をリライト。その結果、PVは5倍に増えたそうです。(※3)

ガイアックスのリライト事例では、情報が古かったものを一新させたとのこと。この情報をアップデートするという点は、リライトをする上で意識したいポイントです。

情報が古いページはやはり検索上位に出にくくなります。その理由は、新しい情報が載っているページがより上に出るため。Googleはコンテンツの質を重視していますので、最新情報が載っているページの方がやはり上位に出やすいはず。

情報の古さのほかにも、チェックしたいところがいくつかあります。例えば昔のGoogleアルゴリズムに合わせた作りのままになっていたり、もう使われなくなったキーワードがターゲットになっていたり、なんてケースも対応が必要ですよね。

また古いページにありがちなのが、外部サイトのリンクが切れているパターン。こうしたページはコンテンツの質がイマイチとGoogleに判断されてしまうかもしれません。

特にオウンドメディアを運営して何年も経過している場合、過去のコンテンツは定期的にリライトするかどうかチェックしておきたいところです。

4.リライトしやすい体制を作るには、ライターとの契約形態を見直す?

オウンドメディアのリライトに取り組む時、気になるのがライターへの発注方法。「ちょっと直したい、でも納品済みのコンテンツをまたライターに修正依頼すると問題になりそう…」なんてこと、ありませんか?

そこで斬新な手法を提案しているのが、コンテンツマーケティング事業を手掛けるストロボ社。コンテンツマーケティングの改善するため、ライターとの契約形態の見直しについて語っています。(※4)

ライターへ記事を依頼する場合、一般的には1記事いくらというパターンがほとんどですよね。ところがストロボ社では、ライターに量ではなく「人月」で契約することを提案しています。つまり1か月間の業務量を決めておき、その中で新規作成もリライトもすべて対応してもらうというやり方。

これならコンテンツをアップした後のリライト作業も、ライターに依頼しやすいというわけです。さらにリライトのスピードも上がりそうです。

この「人月」で契約するやり方は、エンジニアやプログラマーなど技術系職種では結構よくあります。ただライター系ではまず見ないですね…

ライター側もこうした契約に慣れていないので、なかなか実践するのは難しそうです。ライターによって業務スピードも違いますし、どうやって業務量をチェックするのかという課題もあります。

例えばライターとは別に、記事の校正や修正など細かい運用業務を委託できる外部ディレクターと1か月いくらで契約する、なんてやり方ならいけるかもしれません。

5.オウンドメディアをリライトする時の注意点

オウンドメディアのリライトで気を付けたいことのひとつが、目標設定。単に読みにくい文章を読みやすくしました!というのは要注意。もちろん読みやすい方がいいのですが、読みやすいからといってPVやCVRが上がるとは限りません。つまり、リライト効果が数字に表れない可能性が高いということ。

リライトする前に「ここを改善すれば、この数字が改善するはず」という仮説を立てておき、実施後に目標と結果を検証しましょう。そのためにはfreee社のリライト事例のように、現状を分析しておくことが重要です!

もうひとつ注意したいのが、リライトの体制。ちょっとずつリライトするなら社内で対応できそう、と思うのは危険です!通常のオウンドメディア運用と並行して大量のページをリライトする作業は結構しんどいです。また少しずつやろうと思っていると後回しになって結局できません。

成功事例を見ても、まとまった記事数を一定期間でリライトしている事例が多いようです。つまりリライト作業は、社内ではなく外部にアウトソースするのが現実的というわけです。これまで付き合いのないところに委託すれば、客観的な視点で見てくれて新たな課題の発見につながるメリットもあります。

もちろんリライトするボリュームにもよりますが、別プロジェクトとして考えることをおすすめします。

まとめ

事例を見ると、コンテンツ量が多いオウンドメディアではリライト効果が意外と大きいことがわかります。PVに伸び悩んでいるオウンドメディアはリライトの余地がきっとあるはず。

リライトを定期的にできる体制を整えて、オウンドメディアの効果を上げていきましょう!

※1出典:https://cont-hub.com/case/contents-marketing/2380/
※2出典:https://webtan.impress.co.jp/e/2017/02/14/24865
※3出典:https://sairu.co.jp/doernote/0091
※4出典:https://webtan.impress.co.jp/e/2019/01/31/31560