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オウンドメディアはサテライトサイトがおすすめ! 3つのメリットを解説

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オウンドメディアはサテライトサイトがおすすめ! 3つのメリットを解説

オウンドメディアを新たに立ち上げるとき、悩むポイントのひとつがコンテンツの置き場所。現在あるサイト内にコンテンツを置くべきか、新たなサイトをサテライトサイトととして立ち上げるべきか。実際にいろいろなオウンドメディアの事例を見ると、どちらのパターンもあります。実は迷うところではないでしょうか。

現行サイト内で展開するパターン、サテライトサイトを設けるパターンともにメリット・デメリットはあります。とはいえこれからオウンドメディアの立ち上げを考えているなら、サテライトサイトの立ち上げをおすすめしたいところ。

一般的にサテライトサイトと言えば、被リンクを増やせるためSEO目的で立ち上げるというケースが多いですよね。(とはいえSEO目的だけで中身のないサテライトサイトの場合かえってペナルティになるので要注意です)でも実は、SEO以外にもサテライトサイトはオウンドメディアの運営においても大きなメリットがあります

サテライトサイトとは?

サテライトサイトとは、本サイトとは別に新たなドメインを取得したサイトのことを言います。例えばこのオウンドメディア(https://lets-ownedmedia.com/)も企業のコーポレートサイトとは別のサイトになっていますので、サテライトサイトと呼ぶこともできます。

オウンドメディアをサテライトサイトで構築する3つのメリット

(1) 単独運営のほうが自由度が高い!

オウンドメディアをコーポレートサイト内に置くと、社内調整に時間がかかるというケースも多いのではないでしょうか。コーポレートサイトの担当部署が広報部や総務部などマーケティング部門以外という場合によくおこります。

ありがちなのはコーポレートサイトのレギュレーションが厳しく、コンテンツの内容やサイトの機能などに制約が出てしまうケース。確かにコーポレートサイトは企業の顔でもありますが…オウンドメディアとして載せるべき情報が載せられないとオウンドメディアとしての価値が下がってしまいます。

また担当部門が分かれていると、サーバのリプレイスが難しい、WordPressなどのシステムを組み込みづらいなどの問題も生じやすくなります。これは大企業に限らず中小企業でも結構ありがち。

ある企業ではコーポレートサイトの管轄がシステム部門だったため、WordPressなどの組み込みが社内規定などもあり難しく、いまだに静的なHTMLファイルを作成してコンテンツを更新しているという事例も…コンテンツをアップするだけならこれでも問題ありませんが、関連記事の導線などが少なくなるなどさまざまな制約があります。

一方、サテライトサイトとして新たなサーバやドメインを用意してオウンドメディアを構築すれば、サイトの構築や運営は比較的自由度が増します。オウンドメディアの場合立ち上げてからもコンテンツの追加だけではなく、機能面での拡充が必要なシーンも多くなりますので、この自由度は実は重要

もちろんサテライトサイトの構築にはドメインやサーバなどのコストがかかります。しかしその分、社内予算も明確に分けられるという点も実はメリットと考えることもできます。

またオウンドメディアの集客のため、リスティング広告などのプロモーションを行いたいときも要注意。コーポレートサイトでは広告出稿がしづらい(社内規定がある)という可能性もあります。

アクセス解析においても、別サイトになっているほうが便利。それぞれのサイトの効果を分けて分析できるというのもメリットのひとつではないでしょうか。

更新頻度が少ないコーポレートサイトと、フレキシブルな対応が必要なオウンドメディア。2つの運営スタイルには、さまざまな点で違いがあります。つまりオウンドメディアはサテライトサイトとして別サイトで構築しておくほうが、スムーズに運営できると言えます。

(2)あえてサテライトサイトにすることで新規顧客の獲得につながる

オウンドメディアの戦略にもよりますが、新たな潜在顧客にリーチしたいという目的でオウンドメディアを立ち上げるケースも多いはず。しかしコーポレートサイト内でコンテンツを掲載するとその効果が出にくいこともあります。

ある通信会社の事例では、自社サイト内にコラムとしてコンテンツを掲載しています。しかしコラムのタイトルや内容に、企業名が盛り込まれているのがちょっと気になります。(これは企業側の方針なのかもしれませんが…)

ユーザーから見れば、これでは知りたい情報というより単なる広告に見えてしまいますよね。ユーザーが求めているコンテンツと違う印象を与えてしまうと、せっかくアクセスしてもすぐに離脱してしまうわけです。これではコンテンツマーケティングの効果が出にくいと言えるのではないでしょうか。(もちろん自社サイトにコンテンツを更新して成功している事例もありますが)

一方サテライトサイトとして別サイトで展開すれば、企業やブランド名をあまり前面に出さず、コンテンツをメインにすることができます。そこからCTAなど動線を工夫して自社サービスの告知ができれば、潜在顧客の獲得につながります!また従来の顧客とターゲットを変えるということも、サテライトサイトならやりやすいはずです。

ただしサテライトサイトとして新規にオウンドメディアを立ち上げると、最初はコンテンツが少ないためアクセス数が伸びにくいという課題も。ある程度立ち上げ時までにまとまったコンテンツを準備しておくことがポイントです。

(3)オウンドメディア単体として他の事業化も目指せる

オウンドメディアとして少しでも収益を上げるため、広告掲載に乗り出すところもありますよね。またオウンドメディアとしての知名度が向上して、ある程度ブランド化できれば他の事業展開も見えてきます。実際にオウンドメディアを中心に、イベントやセミナー事業に進出する事例もあります。

こういった事業を進めるには、オウンドメディアが単体サイトとして運営されていることが大前提。コーポレートサイトなどのサイト内にコンテンツを載せていると、広告など他の事業などを進めるのはちょっとハードルが上がるのではないでしょうか。

オウンドメディアを立ち上げる際、コストを抑える目的で既存サイトの中にコンテンツを置くケースもあります。しかし上記のような他の事業につなげる可能性もありますので、できるだけサテライトサイトという形で別サイトにしておくほうがおすすめです。もちろん途中からサテライトサイトに移行することもできますが、システムやドメインなどの移行作業に手間がかかってしまいます。

まとめ

オウンドメディアは、あえてサテライトサイトとして立ち上げるのがおすすめ。一般的なサテライトサイトはSEO効果を目指すケースが多いのですが、むしろオウンドメディアの運営面で3つのメリットがあります。

(1)運営の自由度が高い
(2)潜在顧客の獲得につながる
(3)事業化も目指せる

なお、こうしたメリットを考える上で欠かせないのが、オウンドメディアの長期的な計画。オウンドメディアの立ち上げ後「こんな事業に進出したい」「こんな機能を追加していきたい」という予定があれば、より拡張性の高いサテライトサイトにするメリットが向上します。

ただしサテライトサイトにする場合でも、やはり既存サイトとの連動については考えておく必要があります。うまくサイト同士の連携を図って相乗効果が出るよう、お互いのサイトを行き来できるような導線も検討しましょう!