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オウンドメディア担当者がスキルアップするべきなのは3つだけ!

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オウンドメディア担当者がスキルアップするべきなのは3つだけ!

 

オウンドメディア担当として、スキル不足を感じている方も多いかもしれません。特にWeb制作会社やWebマーケティング会社ではなく、事業会社に属している方。ほぼ一人でオウンドメディアを担当することも多く「自分のやり方が正しいのかよくわからない。もっとスキルアップが必要だと思っている」という声を聞きます

一方でネットの記事の中には、オウンドメディア担当やWebマーケティング担当者に必要なスキルとして、「企画や提案もできて、Webの最新情報も必要。調整や予算管理も大事だし、ライティングや編集のスキルもないと…」というように、高度なスキルを求めるものも。間違いではないのですが、仕事をしながら全てのスキルを磨くというのは、ちょっと無理があります。

そこで今回はオウンドメディア担当経験者の声をもとに、まず取り組みたい3つのスキルアップについてご紹介します!

オウンドメディア・Webマーケティング担当者に必要なスキルって?

自社のオウンドメディアを担当している方は、制作がメインというよりはオウンドメディアを使ったWebマーケティング担当、という位置づけの方が多いのではないでしょうか。つまり必要なスキルも、Webマーケティング寄りで考えた方がしっくりくるはずです。

そこで世の中のWebマーケティング担当者が、どんなスキルが必要と感じているかをチェックしてみました。ガードナーが2017年に実施した調査によれば、マーケティングに必要なスキルは以下のものが上位に来ています。

  • 1位 企画・立案能力(72.1%)
  • 2位 データ分析能力(62.4%)
  • 3位 マーケティング全般の経験/知識(54.7%)
  • 4位 社内調整力(53.1%)
  • 5位 プレゼンテーション能力(43.5%)

出典:「ガートナー、マーケティング業務の変化に関する調査結果を発表」(Gartner)https://www.gartner.co.jp/press/html/pr20170117-01.html

オウンドメディア担当者は、いわば現場監督のようなポジション。現状の効果分析がしっかりできて、次の企画につなげることができて、実行時に社内外関係者とコミュニケーションがスムーズにできる、というスキルが必要なわけです。

「Web制作や集客のノウハウが足りない」というケースなら、むしろ外部の制作会社やマーケティング会社など専門家に任せる方が効率的ではないでしょうか。オウンドメディアの運営は幅広く、どうしてもあれもこれも必要となりがち。でも優先順位の高いスキルアップに集約させた方が、効果が出やすいはず。

ちなみに先ほど紹介したマーケティングに必要なスキルの上位5件、実は3つに分類できます。

  1. 効果分析スキル(マーケティング知識をもとにデータを分析する)
  2. 企画・アイデア系スキル(新しい企画やアイデアを生み、実行するスキル)
  3. コミュニケーションスキル(社内や外部とスムーズに協働・提案できるスキル)

何から手を付けていいかわからないというときは、この3つのスキルアップをメインに考えることをおススメします。

1.ベースとなる効果分析スキルを磨くには?

全ての基本となるのは現状のオウンドメディアの状況を分析できるスキル。Google Analyticsなどアクセス解析ツールを導入している方も多いと思いますが、Googleでは無料でGoogle Analyticsを学べる「Google Analyticsアカデミー」(https://analytics.google.com/analytics/academy/)というコンテンツがあります。

Googleではオンライン試験に合格するとGoogle アナリティクス個人認定資格(GAIQ)が取得できますので、モチベーションも維持しやすいのではないでしょうか。

他にも全国各地でGoogle Analyticsの運用に関する勉強会や講座が行われています。リアルに勉強したいという方は、こうした場を活用してみましょう。

2.企画・アイデア系スキルを磨くには?

自社オウンドメディアを分析して現状の課題がわかれば、改善するために新しい企画やアイデア出しにつながります。とはいえ「なかなか新しい企画が思いつかない…」という悩みは多いですよね。社内でアイデア出しをしても、なかなか難しいところ。他社の事例など、外部の情報をインプットしていくことが重要です。

本サイトでもさまざまなオウンドメディア事例をチェックできますし、セミナーや講演に参加するという方法も有効。セミナーや講演では成功した他社の事例を担当者が直接語ってくれるため、参考になるポイントも多いかもしれません。

オウンドメディア担当者の方であれば、まずは「Web担フォーラム」や「MarkeZine Day」といったイベントに参加してみるのがおススメ。いろいろな企業の事例をまとめてチェックできますし、無料で参加できるセミナーが多いという点もメリットです。

他にもPeatixなどイベント情報サイトで検索してみると、大小さまざまなセミナーが開催されています。

もちろんセミナーでは、各企業が全てのノウハウを開示してくれるわけではありません。でも自社の企画やアイデアのヒントになりそうなポイントが掴めることは多いですよ。また最近のオウンドメディアのトレンドをチェックするのにも役立ちます。

ただし無料で開催されるセミナーの多くは、スポンサーが自社製品をPRする目的。そのため参加後にプロモーションの電話があるということは認識しておきましょう。先方も無料で開催するには、それなりの目的がありますので。

3. 社内調整や外部とのコミュニケーションスキルを磨くには?

オウンドメディア担当として、社内調整に苦労するというケースもよく聞きます。予算を確保したいときや新しいコンテンツの立ち上げをしたいときに、うまく社内で立ち回らないと運営に支障が出てしまいますよね。

コミュニケーションスキルを磨くというのは難しい面もありますが…参考までに、オウンドメディア運用を10年近く経験した方へ、どうやって社内調整を進めていったのかコツを聞いてみました。

「最も重要なのは根回し。新しいことをするときには、外堀を埋めるように関係者へ事前に説明とヒアリングをしていました。使う資料も大事です。ポイントは現状や今後の予測を数値化していくことで説得力が増したように思います。

自己流ではありますが、この2つに注力したことでうまく社内調整が進んだと思います。資料については、他のセミナーで見たものを参考にしました」

やはり他の人がコミュニケーションをとっているかを知ることで、自分のスキルアップにつながるのではないでしょうか。最近ではオウンドメディアなどWebを担当する方同士が交流できる場も増えています。例えばブログのシステム「Movable Type」を提供しているシックス・アパート社ではオウンドメディア担当者向けに勉強会を定期的に開催しています。

なかなか他社のオウンドメディア担当者と交流することは、あまりないですよね。交流会や勉強会などを通じて横のつながりを持つことで、スムーズなコミュニケーション術を学べる機会になります!

まとめ

オウンドメディアの運営といっても業務は幅広く、担当したばかりのころはどんなスキルアップをしたらいいかよくわからないということもあります。

Webの知識や技術力も大切ではありますが、オウンドメディア担当者は現場監督というポジションですので、「効果分析スキル」「企画スキル」「コミュニケーションスキル」の優先順位が高いと言えます。

とはいえ自社でオウンドメディアを運営していると、どうしても社内のことばかり考えてしまいがち。とはいえ社内で活動しているだけでは、スキルアップに限界があるのも事実。

トレンドがすぐに変わるWeb業界。新しい情報をインプットするためにも、さまざまなセミナーや勉強会などのイベントをうまく活用して、スキルアップにつなげていきましょう!